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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2015.04.29
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占星術は、ひとつの道具です。

その道具を、私たちがより良く生きて行くために、それを使うとしたら、その使い方はとても大切になりますよね。

たとえば、包丁があります。

包丁は、おいしいお料理をつくることに使うこともできれば、間違った使い方をすると、人を傷つけてしまうことさえも、ありますよ。



占星術は、「しくみ」と「意味」と「事実」が組み合わされて、できている。

私は少し前から、こう考えていたのですが。。。

それだけでは無いな。
もうひとつ、
大切なことがある。

それは、
占星術の使い方」、だなと
最近は、思うようになりました。



1番目の占星術の「しくみ」とは、つまり「構成」のことで、人体にたとえると、骨格のようなもの。これは、なかなか変化しません。占星術の場合は、紀元前5千年から3千年には、このしくみができていたと考える人たちも居るくらいです。

そして、2番目の占星術の「意味」とは、「そこに何を意味付けしているか?」ということで、たとえば10個の太陽系の天体ひとつひとつにどのような意味をつけるか、とか、です。

占星術は、主に、このふたつで、出来ています。

そして、3番目の占星術の「事実」というのは、そのような星配置があった時、「私たちにどのようなことが起きたのか?」ということで、この3つ目の事実がくっつかないと、占いとしての成立が、できません。

占星術を自分のものとして使う時には、わたしたちひとりひとりの人生に起きた事実と、占星術との、照らし合せが必要です。占星術をご存知ない人は、占い師や占星術研究家の人を仲介して、ご自身の人生と占星術を結びつけることになります。



ここまで書いてみてわかることは、最初の「しくみ」や「意味」は、とても大きなものだし、とても長い歴史の中を延々と生きてきたものです。なので、非個人的な要素が強いものです。

この、最初の2つ、「しくみ」と「意味」は、わたしたちは、先人たちが残してくれたものを、学ばなくてはなりません。

だけど、3つ目の「事実」は、ひとりひとりの人生とのからみなので、個人的要素の強いものです。

3つ目の「事実」は、先ほども書きましたように、自分で、または占い師や占星術研究家と協力して、個人の人生と占星術のからみを、見つけて行くことになります。



ここまでが、少し前まで、私がとらえていた「占星術観」なのですが、もうひとつ、占星術の「使い方」も、とても大切で忘れてはいけないな、と、思うようになりました。

この、4つ目の「使い方」は、わたしの場合はこの3つ目の「事実」の延長線の中で、見つけています。要するに、個人体験とのからみの中から、見つけ出しています。

なので、これから書いて行くことは、「私はこう思います。」「私はこう使っています。」。。という、ひとつのレポートです。仮説といっても、良いのかも知れません。

だけど、仮説だとしても、みんなが、占星術の使い方のレポートを出して行ったら、そこから未来に向けて、とてもすてきな体系ができて行くようにも、思えています。




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Last updated  2018.12.04 12:50:03
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