カテゴリ:占星術に関すること。
天空の惑星の、星の配置が、わたしたち人間にも、影響を与えるという考えが、占星術の根本的なベースになっています。
ほんとに、そうなの?と考える、現代人は、きっと多いことでしょうね。 現代人の多くの人は、ほんとかな?と思うとしても、占星術の歴史はとても古く、さかのぼると、古代メソポタミアの星信仰にまで、行きつくのだとか。それは、紀元前3千年だとか、5千年だとかまで、言われているのだそうです。 それだけ、かつては、人は星と寄り添って、生きてきたのですね。 ☆ 星の配置と、人間への影響としては、たとえばグルジェフという神秘哲学家は、第二次世界大戦が本格的になって行く不穏な流れをおびえる人に、「これは、星の配置が、そうさせているのだ。」と、言ったのだとか、そんなことが書いてある本を、まえに、読んだことがあります。 でも、こんなことを、耳にすると、「怖いよ~!」って、思いませんか。 星の影響って、そこまで、絶対的なものなの? そのあたりのことは、正直にいうと、私にも良くはわかりません。 ただ、占星術などと慣れ親しんで行くと、人知を超えた、もっと大きなシステムというのも、あるのかも知れない、と思ったりもするのですが。 ☆ 星の影響は、絶対的で、変えることはできないのか? そのことについて、今日はすこし、考えてみたいのですが、そのために、まず、最初に、地球をイメージしてみてください。 地球も、太陽系の惑星のひとつ、ひとつの星ですが。 この地球には、オゾン層がありますよね。オゾン層は、地球をぐるりと取り囲んで、中を生きるものたちを、守っているといわれていますね。 このオゾン層は、太陽からの強烈な光や熱や、その他もろもろのエネルギーを、緩和する働きをしているとも、いわれています。 宇宙飛行士の人が、外宇宙に行った時、「太陽の光は、殺人的なまでに強烈で白い光だった」と言った言葉を、思い出したりします。 地球に住む私たちに見える、黄色だったり・オレンジ色だったりする、黄金色の太陽の光は、地球のオゾン層を通して入って来た、太陽の光の色なのですね。 これと同じことが、私たち人間と、星の光の関係性の中にも、見つけ出すことが、できそうなのです。 タロットカードの、この17.星のカードは、その名前の通りに、ダイレクトに星のエネルギーを受け取っていることが、描かれているといわれています。 このカードの女性は、裸です。裸で、野原に、います。 裸で野原に居る、ということは、衣服や家など、彼女を守るものは、何もない、ということになります。 ここでいう、衣服や家というのは、象徴的には、社会性の守りを表しています。 でも、そのことは、逆にいうと、衣服や家は、ダイレクトな星の光から、わたしたちを、遮蔽する力を持っていることが、わかります。 また、この衣服や家のほかにも、象徴的に「傘」というのも、ダイレクトな上空からの影響から、身を守るもの、ということを、占星術を学んでいる時に、教わったことの中に、あったと記憶しています。 また、こちらは、21.世界のタロットカードの絵です。 この絵の中心の、踊る人の周りを取り囲んでいる、緑色の花輪を、先ほどの地球を守る、オゾン層のようなもの、と、解釈してみることも、可能かと思います。 わたしたち、ひとりひとりには、このようなオーラフィールドの守りがあると、考えられています。 身体と心を結ぶ役割や、記憶にかかわる役割りを、おもに果たしている、エーテル体は、生命力と言い変えることも、できるかと思われますが、それを、ないがしろにせずに、より良い状態に保つこと。 ぐっすりと眠る・食べる・お水を飲む・体を適度に動かす・気を良くする・浄化する。 このことも、このオーラフィールドの守りを、ちゃんと保持することにも、つなげることができます。 それは、とりもなおさず、過剰な天空からの影響力から、わたしたちを守ることにもなって行く可能性があります。 この、21.世界のカードの、緑色の花輪は、開けたり閉めたりが自由にできるようになるとも、言われています。そう、ドームみたいな感じですね。 ☆ 今日は秋分の日。 この、宇宙ドームの天空が、少し空く日と、考えている人も、多いようです。 天空からの影響は、けして、先に書いたような、ネガティブな流れだけをもたらすものでは、ありません。どうぞご安心くださいね。 どうぞ、これからも、みなさまにも、より良き星の光が、届きますように~☆。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018.12.04 12:47:36
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