テーマ:十牛図(49)
カテゴリ:十牛図
今、ここに居ることに、意識を置いて生きるということ。(おおにして、過去の記憶や、未来の予想の中に、移動している時間が多いので。)中心点を、他では無い、今、ここに居ることに、置くこと。この世界は、あんがい平穏な世界であることが、多いことに気がついたりもする。
この「今、ここ」の第一次的現実界には、地球で生きているということもあるけれど、わたしたちの場合はその上に、人間社会で生きているということも、重なっていると思う。ときにこの社会性の世界は、そのおおもとにある「地球で生きている」ということを、覆い尽くし見えなくさせていることも多い。 十牛図の第九図では、「里」ではなくて「山」に行くので、今、ここに居るということの第一次的現実は、里での社会性から抜け出し、限りなく「地球で生きている」ということ、その一色に近づいて行く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.05 12:19:07
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