カテゴリ:居酒屋放浪記
ホテルでひと休み後(夫はほんとに寝ていた)、「さぁ、出掛けるぞ」
「まだ5時だけど」「何言ってるんだ、ああいう店は口開けに行くもんだ」 「で、そのお店はどこ?」「十条」 通算で6年ほどの居住+月1程度は東京に行くわたしですが、十条駅に下りたことはない。 ディープな東京が覗けそうで若干胸が高鳴る。 こちらがその斎藤酒場。 その世界では有名なお店のようです。 夫もこれを読んで。
がらがら~と引き戸を開けると既に満員に近い状態。凄い熱気です。 みのもんたさんにお嬢さんと呼んで貰えそうな方たちが 次から次へと訪れるお客さんを手際よくさばいて行く。 ギュウギュウ詰めでカメラも憚られるし、何かそんな雰囲気じゃないし 何を食べたかも良く覚えていません。 凄く美味しいものがあるってわけでもない。 でも触れてみれば人気の秘密がわかる気がする。 何だか和むお店でした 夫3杯わたし1杯に肴3種くらい(忘れました)でお会計は2人で1800円 近所の居酒屋より安いっ さて埼京線で帰りますか。 「次は日暮里」ええーーーっ! 確かにいつもより食べないな、とは思ったけれど…。 鴬谷で下車。 なかなか見つけられなくて夫が道行く人に尋ねたところ「香味屋」教えられちゃた。 それはそれで行きたいけれど、今回目指したのは「鍵屋」。 食べログの地図を頼りに漸く到着。 白シャツの上品なご主人が迎えてくれ斎藤酒場とはまた違った雰囲気。 奥様の「有り難う存じます」もいい感じ。 お料理も美味しかったです。 特に煮奴が気に入りました。冬に再訪したい。 創業は1856年!言問通りにあったお店は「江戸東京たてもの館」に移築されています。 ご主人、ポーズ取っていただいたのでOKかとは思うのですが、一応お顔の部分は自分で楽しむ用に。 代々伝わる銅の燗付け器で。 こうやってお酒出す店、いまでは珍しいですよね。 後から知ったのですが、ここ、女性は男性と同伴の場合のみ入店可、なんですって。 お店を出た夫「あ~、もう無理だ、今回は2軒にしておこう」「…」 「念のため聞くけど、もう1軒はどこだったの?」「三ノ輪」 なるほど…。 三ノ輪は下りたことあります
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