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カテゴリ:社会人野球
神奈川二次予選はもう最終日。第二代表決定戦は相模原クラブと三菱重工横浜の対戦。
二日前の一回戦でも対戦していたこのカード、そのときは5回コールドで11-1というスコアだったそうです。 ガイドブックによると代表決定戦にはコールドはないので、もしも二日前と同じような得点経過になった場合は一体最終スコアはどうなってしまうんだろう? なんてなことを試合が始まる前は考えていましたが…。 (実際、試合前のスタンドからは「今日の試合は何時間かかるかわからないよ」っていう会話が聞こえてきましたし) どうもすいませんでした。昨日の第一代表決定戦よりも点差がつかないまま終わっただけでなく、試合の半分は相模原クラブがリード。三塁側応援席にいらした皆さんは前半はイライラしたんじゃないですかね~。 (三塁側スタンド。やっぱり前日よりはちょっと淋しい感じか) 試合は初回の相模原クラブ、内野送球エラーで先制すると、さらに吉岡選手が左中間へ、あわや本塁打の大飛球。フェンス直撃の二塁打となってもう1点。 中軸打者を中心に体格が良い選手が目立つ相模原クラブ、初回に2点のリード。 一方、三菱横浜は相模原クラブ先発の石井投手に対して、走者はたんまり出しましたがあと1本が出ずに3回まで残塁の山。スタンドのイライラぶりが野次として発散されるような状態に。 (相模原クラブのヘルメットにはまだ五輪復帰キャンペーンのステッカーが貼られていました。左袖にある緑色の鳥は何のシンボルなんだろうか) 4回から相模原クラブはベテラン左腕の新堀投手に交代。 右足の使い方が独特な新堀投手、4回と5回二死までの打者5人をあっさりと抑える。 「これはひょっとして」感が少しずつ高まって来ます。 しかし、それはここまで。 5回二死から松井選手死球→盗塁→佐々木選手レフト前タイムリー→盗塁→田城選手レフト前タイムリーで同点。 新堀投手が100km/hにも満たないゆるいボールを多投するので、一塁に走者が出ると走りたい放題になっちゃってましたね。 6回裏には一死から池田選手投手強襲安打→また盗塁→代打後藤選手四球で一二塁。 打席はこの日スタメンだったルーキー前田選手。走者がちょこちょこと動いてプレッシャーをかけます。そして前田選手の打球は、レフトスタンドに吸い込まれる3ラン。 (右が前田選手。先にホームインしていた池田選手・後藤選手がお出迎え) これが決勝点。 このあと三菱横浜は毎回得点で点差を広げまして、最終回に。 周りを見渡すと、三塁側応援席付近にはカメラマンさんがたくさんいらっしゃったので、敢えて反対側から撮ってみようかとそそくさと一塁側へ。テープ投げやベンチから選手が飛び出す様子は反対側からのほうがうまく撮れるかな、と。 そしてゴンザレス投手が最後の打者を打ち取って試合終了! あれ、代表が決まったらバッテリーが抱き合ったりするものなのに、なんか普通にタッチしてる。 三菱横浜ベンチから出てくる選手の方々も歓喜の輪を作ることもなく、普通に歩いて出てきて整列。スタンドからテープが投げ込まれることもなく、とても普通に試合終了。うーむ。 昨日のENEOSは普通に喜んでましたけども、これはどうしたことか。 相手がクラブだからなのか、それとも別の理由か。なんか拍子抜け。見ていた限りでは胴上げもなしでした。 まぁでも何はともあれ重工さんは3年連続の都市対抗出場、おめでとうございま~す。 相模原クラブは整列のときに数えてみたところ、ベンチ入り選手は兼任コーチのかたも含めて23人。ただし、投手は昨日完投した田中投手も含めて4人しかおらず、最後は二塁手でスタメンだった岩沢選手がマウンドに上がったためにDHがいなくなってます。 このあと、表彰式が行われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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