ドーハアジア大会・初戦は大勝
アジア大会はまだ開幕していないらしいんですが、野球競技は今日から開幕です。日本チームは初戦のフィリピン戦、17-2で5回コールド勝ちでした。公式記録はここ。→[網頁]JPN 17 - 2 PHI(Doha 2006)毎日新聞の記事も出てます。→[記事]アジア大会:野球始まる 日本はフィリピンにコールド勝ち(毎日新聞)一応、インターネット中継で見た限りでの打者ごとの成績を。(公式と違うかも知れません)日本811 70=17(14安打、0失策)000 20=2(3安打、1失策)フィリピン日本 1回1回2回3回4回4回5回(遊)福田 左安三直……一安………………打遊鈴木勘 ……………………右飛……中安(左)吉浦 四球四球……左3……………… 左 池辺 ……………………左安……遊ゴ(中)長野 二ゴ左安……遊ゴ左2……遊併(一)西郷 左安一ゴ……死球……………… 一 植山 ……………………二ゴ…………(指)小山 四球……二飛四球四球…………(三)横山 中安……中3右直左安…………(右)野本 一失……中犠……四球死球……(捕)鈴木健 死球……中飛……左本…………打捕中野 …………………………右安……(二)四之宮 左2…………投ゴ死球二ゴ……(投)石畝(3回)、宮西(1回,2失点)、長谷部(1回)フィリピン 1回2回3回4回5回(一)Velasquez 一ゴ…………左安……(二)Angeles 二飛…………左2……(指)Tator 右直…………中3……(三)Roxas ……三ゴ……空振……(左)Empacis ……空振……………… 左 Recto ………………中飛……(捕)Hidalgo ……二ゴ………………打捕Pinero ………………一飛……(中)Ponce …………一ゴ……空振(右)Rances …………空振……遊ゴ(遊)Del Scocorro …………空振……空振(投)Labrador(2+2/3回,10失点)、Baclay(1/3回,3失点)、Dela Calzada(2回,4失点)今日はうまいことインターネット中継でテレビ観戦できました。いや~、ありがたいことです。便利な世の中になったものだ。明日以降もここで見られるかも?で、日本はこの大会でも4番を打つ西郷泰之選手(三菱ふそう川崎)の2点タイムリーを皮切りに、初回から打者13人、5安打4四死球にエラーも絡んで8点も取っちゃいまして、危なげない試合運びでした。選手がだいぶ入れ替わった4回も鈴木健司選手(日通)のレフトへライナーで飛び込む2ランから始まって打者12人5安打で7点。完全に勝負あり。もっとも、もうちょっと相手の守備が巧かったらヒットになってないな、って当たりも結構ありまして。たとえば9番に入った四之宮洋介選手(日産)は初回に2点タイムリー二塁打を打ったんですが、レフト前にギリギリ落ちる当たりを外野手が飛び込んで後ろにそらしてしまったもので、本人も「打ち損じたな~」みたいな苦い表情してました。まぁでもゴロでもあっという間に野手の間を抜けて行くような強い当たりもたくさんありまして、やっぱり甘いところに投げてしまうと日本の打者はすごい速い打球を打ちます。6番に入っていた横山憲一選手(三菱重工神戸)が右に左にセンターに、毎打席強い打球を放ってましたねぇ。投げるほうでは先発の日産・石畝卓也投手が打者9人をパーフェクト。ボールを低めに集めて、落ちるボールで三振3つ奪取。フィリピンの打者は手も足も出ない感じ。が、二番手で関西学院大学・宮西尚生投手が出てくるとちょっと打ちやすい高さにボールが行ってしまいまして、それまでパーフェクトだったフィリピン打線がいきなり3連打で2点。特に3番のTator選手に打たれた2点タイムリー三塁打は左中間を大きく突破して行くもので、画面で見てたらホームランかと思いました。でも宮西投手、そのあとの無死三塁のピンチは抑えます。そして最後は童顔で可愛らしい顔をした愛知工業大学・長谷部康平投手が3人できっちり抑えて5回コールド勝ち。守るほうも土のグラウンド、全く問題ナシでした。●整列のときに記念撮影他に中継を見てて気づいたことをつらつらと。まず試合前の整列のとき。ホームベースの前に両チームが整列するアマチュア野球でお馴染みの風景なんですが。フィリピンの監督さん、手にデジカメ持ってます。で、整列のときにそのデジカメで垣野多鶴監督の写真撮ってる! うはははは、整列しながら写真撮ってるだなんて、そんなの初めて見ました。試合後に撮ればいいのに! いきなりリラックスムードです。スタッフのかたはビデオも回してました。打者が打つと、音楽が流れます。イスラムっぽかったり、何となく日本っぽかったり。いろいろな国の音楽を使っているように聞こえました。それからフィリピンの9番を打っていたDel Scocorro選手、なんか東芝・平馬選手みたい。なんか顔の感じも似てるし、打席に入るときに口をちょっと開けるところとかが。ポジションもショートだって。ただ、2打席2三振でした。なお、最初のほうでリンクした公式記録によれば、お客さんは僅か55人。仕方ないですね。気温21度と、砂漠の中の球場にしては意外と涼しかったようです。さて、日本は次はしばらく間が空いて12月2日の日曜日、前回の優勝チーム・韓国との対戦。日本にとっては最初の山場。今日の試合、サングラス姿の韓国チームの監督さん(?) が偵察に来てました。現地時間の9時だから日本時間の15時に開始です。(2006/12/3修正:本文中、長谷部投手の名前を「長谷川」と書いてしまっていました。ゴメンナサイ)