自閉症と分かったとき。
※すごく長くなってしまいました。さらに読みにくいかもしれませんが、ご容赦ください~息子は4歳、自閉症。1歳半くらいから周りの子供より発達が遅いなぁ、反応がないなぁ・・・なんて気にしていた。周囲の人は「男の子だから遅いのよ。」「そのうち喋るわよ」とかって慰めてくれていたけど、全く慰めにならないし・・・その上、保健センターの保健師に相談しても同じように答える。「男の子だから・・・」って。男の子だって発達の早い子はいるし、女の子だって遅い子はいる。そんなの関係ないじゃん!と今は思う。私が一番に障害に気づいた。ちょうど、娘を妊娠しているときに息子がすごいパニックを起こすことが急激に増えた。きっとストレスもすごいものだったんだと思う。この時に確信した。自閉症なんじゃないか?たくさんの項目が当てはまる。とぅとに夜中に泣きながら相談したのを今でも覚えている。なぜだか、親には詳しくは話せなかった。「はっきりさせてから言おう。」っておもってたから。それからは心理相談に通った。とぅとも仕事を休んでついてきてくれた。本当に頼もしかった。(今も頼もしいですよ~)でも、心理の先生ははっきりしたことは言ってくれない。「3歳まで待って」とも言われた。これからどうして良いか分からない。そんな毎日が続いた。結局、私達夫婦のごり押しで出産後に児相での発達検査の予約を取り付けた。で、里帰り出産だ!長く生活をともにすると、うちの親も気づき始めた。さすが二人の子供を育てただけある。私は心配かけたくないと思ったけど、うちの親はなかなかの行動派!!息子を連れて聴覚検査に行った。(良くあることだが、呼んでも振り向かないことが多いため自閉症児は聴覚に問題があるのではないかと疑われることが多い。心理相談でも聴覚検査は必要だと言われた。)それも私に内緒で・・・もちろん気付いた私は怒った。でも、それは身重の私に対する両家の両親、親戚の気遣いからだった。今はそれが痛い程分かる。あのとき怒ってしまってごめんなさい。うちの親は一日かけて息子に付き添い、先生から話を聞き・・・すごい疲れたと思う。それでも行ってくれた、心の底から親に感謝する。その検査のお陰で聴力には問題がなくやはり発達の方に問題があるんだと言うことが自分の中で明確になった。この事が重要なポイントとなる出来事だった。きっと、両家の親も少しずつ気持ちの準備が出来たんではないだろうか。息子と娘の初対面の時↑それから娘を出産し、大阪に戻った息子は発達検査を受け、ある病院で診察を受け2歳3ヶ月で「自閉症」との診断を受けた。今は「重度自閉症」と診断されている。診断してくれた先生は今も息子のかかりつけの先生である。(ちょっと変わり者だが信頼できる医師である)でも、聴力検査から私もとぅとも少しずつ息子のことを理解し始めていたので診断が出たときそれほど落ち込みはなかったと思う。心の準備が出来ていたんだと思う。泣き暮らすかと思ったがそうではなかった。診断が出たことで気持ちのけりが付いて、あとはこの子に何が出来るか一生懸命考えた。寝る間も惜しんで調べた。で、今に至る。今でもあの頃と変わらず、みんな一丸となって息子のために頑張ってくれている。私のような新米ママの言うことを聞いて(笑)やはり協力してくれる人が多いのはありがたいことだ。そのことを忘れないで進まないといけないなぁ~としみじみ思った。当時は泣いて逃げ出していた息子だけど、今ではおじいちゃんおばあちゃんが大好きだ。一緒に手をつないだりもする。息子にしては快挙である。その瞬間が私は好きだなぁと思う。※話題がまた題名とはそれているような・・・毎度の事ながらすいません。