■英語:前から訳し法
お久しぶりの投稿です。今回は英語を前から訳していく方法を紹介しましょう。
どうするのかといえば、例えば、「I visited Nagoya with my friends last year.」という英文を訳す場合、普通「私は去年、友だちといっしょに名古屋を訪れました。」と、語順を入れ替える「返り読み」をします。
しかし、この方法では「返り読み」はせず、前から順に訳していきます。したがって「私は訪れた、名古屋を、友だちといっしょに、去年。」となります。
つまりできるだけ英語の語順を大切にして、前から読み進める読解方法です。
この方法に慣れてくると、読解スピードが上がってきます。受験などでは、長文読解の問題がいくつも出てきます。それを、いちいち返り読みで日本語に訳していては、時間が足りません。この方法は、読みながら意味もとらえていくので時間短縮が図れるのです。
又、一つ一つの英単語の意味を前からとらえていくため、文意が良く理解できて、とても納得した勉強ができます。
ただ、全ての英文にこのやり方がうまく使えるわけではありません。関係代名詞や現在完了形がある場合は、返り読みの方がうまく訳せます。又、I'll miss you. (あなたがいなくなると寂しくなるなあ。)などの慣用表現はこのやり方ではかなりムリがあります。
何もかもを前から訳すのではなく、状況によって訳し方を使い分けるのがより現実的かと思います。
「前から訳し法」、一度試してみて下さい。勉強は工夫次第で面白くなります。