テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:映画とドラマ
期待どおり、とってもいい映画でした 納棺師という仕事を通じて、人間の最期のおくり方について大切なことを教えてもらいました。 映画の中で、火葬の係の方が親しい友人をみおくる時に「いってらっしゃい」と声をかけておくりだしていました。 「きっと、また会える」そういう意味がこめられている言葉なんですね。 わたしは、またぴんちの最期について思い出してしまいました。 ぴんちを公園に埋める前、しっかりと抱きしめてあげることができませんでした。 夫が、一度硬直したぴんちの体が、また柔らかくなっていることに気がついて「生きているんじゃないか?」と本気で言い出しました。 そんなことはあるわけもないのに、真剣に言っている夫の言葉を聞いて、わたしは、柔らかいぴんちの体を確かめることが怖くて、抱きしめてあげられませんでした。 なでてあげるのがやっとだった自分を思い出して、映画を見ながらぴんちにあやまりました。 また、ちょっと思い出してしまいました。。 でも、映画は、ハムスターのお話ではありません 映画は人間の最期の話。 わたしは、この映画を見てから、今は亡き二人の祖父、父方の祖母を天国へおくりだしてあげたかったな と思いました。 モックン演じていた納棺師の方のような気持ちを少しでも持っておくりだしてあげられていたら、お互いにもっといい最期だったかもしれないなあと思いました。 今まで経験したお葬式は、マニュアルにのっとったものばかりで、それが当たり前だと思っていたわたしに、新しい気持ちをふきこんでくれました。 洋画大好き夫の反応は、いつも気になるところですが、 思ったよりおもしろかったな~と満足してました。 今日も、「納棺師になろうかなあ」と半分本気で言っている夫に、わたしは、少しビビリました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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