明治村 旧帝国ホテルは一番奥
愛知県犬山市、入鹿池の横にある博物館・明治村。主に明治時代の建築物を移築して保存・展示しています。入鹿池(いるか池)は農業用の人工池で香川県のまんのう池とならんで規模の大きな池です。かつて入鹿村がありましたが住民を移住させ、1年の工期をかけて1633年に完成しました。敷地の一番奥にNHK朝ドラ<まんぷく>の福ちゃんが働いていたホテルがあります。福ちゃんは寿退社してもぅ会えません、戦争の雲行きが悪くなってホテルも休業しているようです(〃艸〃)ムフッドラマ中の<大阪東洋ホテル>は架空のホテルで、この旧帝国ホテルが撮影ロケ地になり、撮影は咋秋行われていたようです。上手に編集されてましたねぇ。~玄関口~旧帝国ホテルは20世紀建築界の巨匠、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって設計され、大正12年(1923)4年間の大工事の後に完成。全体計画から個々の客室に到るまで、きわめて多様な秀れた空間構成がなされ、それまでの建築空間が主として平面的なつながりであったものを、立体的な構成へと発展させた世界的に重要な作品。~左手から見る~中央玄関は、建物の特色をよくのこし、軒や手摺の白い大谷石の帯が水平線を強調、その帯が奥へ幾段にも重なって、内部空間の複雑さを予想させる。大谷石には幾何学模様の彫刻を施し、レンガには櫛目を入れて、柔らかで華麗な外観を現出している。~二階を見上げると~ロビー中央には三階までの吹き抜きがあり、中央玄関内の全ての空間はこの吹き抜きの廻りに展開し、その個々の空間は、床の高さ、天井の高さがそれぞれに異なっており、大階段、左右の廻り階段を昇る毎に、劇的な視界が開かれる。彫刻された大谷石、透しテラコッタによって様々に装飾されている。(素人のオバはんが説明するよりも、的確なウキペディアの説明を引用させていただきました)TVの背景に映つりこんだ装飾、即!「帝国ホテルだ~」と気が付くほど特徴的で、一度目にしたら忘れない模様です。そこに光が差し込み風格のある、でも今の時代でも通じる斬新なオシャレなデザインです。現在はポスターやら標識やらが<今>を感じさせてしまってますが、ロケの様に<今>を片つけたら、笑顔の福ちゃんがカウンターに立っていそうです。二階のオープン喫茶で珈琲とサンドイッチを頼みました。お安くはありませんが、燻製したハムがとてもいい味で、パン生地がきめ細かくて柔らかくて、とっても美味でした。ホールには二胡の生演奏が響いて、なんだか~優雅です。TVで話題の建物なので以前来た時より見学者が多く、皆さん気ままに散策しています。~二階から教会を見る~この日は知人の結婚式があるので明治村に来ました。招待客ではないのですが、「自由に参加見学してください^^」と入場券と呈茶券をいただいたのです。~聖ザビエル天主堂~明治村は谷口吉郎氏(初代館長)と土川元夫氏(当時・名鉄社長)が、震災や戦火で失われた建物を悲しみ、戦後の急速な経済成長の陰で失われていく建物を憂い、明治時代の貴重な建築物を保存する目的で財団設立を構想したのが始まり。昭和40年、名鉄が用地の寄付など財政面を援助してオープンした野外テーマパーク。~バラ窓~子供が小さい頃、約20年ぶりに来たけれど、あの頃より入場者が少ないような・・・交通の便がイマイチですが、山あいにあるのでこれからの時季は紅葉がきれいですよ。そぅそぅ、久しぶりにスケッチをしてみたのですが、時間ばかりかかって筆が進まず小学校レベルを実感しましたが、TVのプレバトみたいで楽しかったです。写真もいいし、スケッチもいい、体にもいい、愛知にも結構いいところあるのですよ~