92才と75才のお友達に会いに行きます
今日はお友達に会いに出かけます。5年前、ひょんなことから岐阜にあるNHKのカルチャースクールに通い始めました。そこで92才と75才のおばさまと知り合いました。10人ほどの生徒がいたのですが、コロナの影響で生徒がへり、講座は無くなってしまいました。毎週土曜日、仕事を終えると、その足でJRの駅前に車を停めて階段を駆け上がり、キヨスクでミックスサンドとお茶を買って今度は階段を駆け下りて岐阜行きに飛び乗ります。ほっと一息着いたらガサゴソと袋から出して、ランチタイムです。ひと昔前は電車の中でモグモグする人は結構いたのですが、目立たぬようにパクパク。車内に匂いが広がって、一体誰が食べてるんだ〜と思われているだろうなぁ。家並みを見下ろし伊吹山や養老山脈を眺める、遠足気分です木曽川を渡ったら終点は間近、荷物をまとめますどうしても毎回10分遅刻してしまうけど、中国の先生は寛大でした。90分受講した後は、駅ビルのオープン喫茶店でお茶をします。参加しない人、時々顔を出す人、いつも参加するのは私達3人。二人からしたらわたしは親子ほどの年の差だけどなぜか気が合いました回を重ねるごとに、個人的な話をするようになり、たわいもない話に驚く事や学ぶことがありましたそして何より、作為のない懐の広い二人に癒され、周りからみたら、若くない3人が長話していると映るでしょうが、私達はゴールデンタイムを過ごしていたのですコロナでもう会う事もないだろうと残念に思っていましたが、自粛が緩む度に、一緒にお茶しましょう〜と、誘いの電話を掛けあいます昨年の春、秋、、そしてこの春92さんは岐阜の山奥で一人暮らし、現役ドライバーで高速道路を使ってやってきますお互いに次は無いかもしれないと思いながら、3人で会えることに感謝していますみんなちょっとした手土産を用意してきますたいがいお菓子だけど、わたしは刺繍にしました何年かぶりに引っ張り出して刺してみました初心者の我流だから、練習をしながらなんとか形になりました 義母が残していった切れ端や刺繍糸を使い、芯にはダンボール、紐は贈り物のリボン、と再利用づくしこれなら気軽にもらっていただけるし、断捨離もしやすいはずさてと〜、雨も上がったし、行ってきます