中山道 (長久保宿〜浅間駅 )あぁ浅間山也
5月2日、中山道歩き三日目最終日前日の雨が嘘の様に晴天、山は萌えてます三日間の天気予報はピタリと当たり! 晴れ・強い雨・晴れでした予定を一日づらして、雨・晴れ・強い雨を避けたのは我ながらいい判断でした♪民宿みやは家族的でもコロナ禍なのでソーシャルディスタンスお話好きのご夫婦やお手伝いをするお子さんともろくに話しが出来ず、残念でした送迎可、に引き寄せられたけど、土砂降りの前日もこの日も車に頼らずに行けそうです〜濱屋〜3キロ歩いて長久保宿中山道は直角に右に折れます静かな町並みで街道だった雰囲気は残っています 歴史資料館、濱屋で一休み、トイレもお借りしました松尾神社境内を抜けて(トイレ有)笠取峠に入っていきますとても新緑が綺麗な歩きやすい峠道です峠の頂上(887m)に茶屋と言うか食堂?がありましたが開店前、自販機もないので寄り道せずに下ります笠取峠は風が強くて旅人の笠を吹き飛ばす、これが由来だそうです〜笠取峠の松並木〜この日は142号線を歩いたり、地元道を歩いたりの繰り返し、でも車はほとんど気になりません松並木は江戸時代初め中山道が開かれた時に、幕府から小諸藩に赤松の苗753本が送られたのが並木道の始まりその後小諸藩が保護して、今は800mの並木道で周辺は公園化していますここらでおにぎりのおやつとしましょうかね〜 〜芦田宿〜道は緩やかに下り坂、長久保から6キロほどで芦田宿です小さな宿場だったようで記録には、わびしい処で宿悪く不用心、とある💦こちらも静かな町並みで街道だった雰囲気が残っています蕎麦屋があったので、立科町役場前の<ときん亭>でざる蕎麦をいただきました老夫婦が「盆と正月が一緒に来た!」と忙しく働いている姿を微笑ましく見ながら、ゆっくり休む事が出来ました塩尻峠、和田峠、笠取峠峠を降りてもふもとの標高が高いので苦にならずに歩けて、町も澄んだ空気が美味しいです朝からずっと浅間山に向かって歩いてきました小さく見えた山がだんだん近くに迫ってくるようで迫力があります〜間の宿 茂田井〜茂田井宿は芦田宿と望月宿の間にある、休憩用の間の宿道がとても狭くて意外と急坂、車道はここを避けて迂回しているので、佇まいがそのまま残る景色が1.7キロ続きます綺麗な水の用水路が流れて、武重本家酒造や大澤酒造の辺りは味のある侘びたいい感じです4.8キロ歩いて望月宿、3.5キロで八幡宿、3キロで塩名田宿、さして距離が離れてないのに次々と宿場があったのですね1日のうちにこんなに宿場数を歩いたのは初めてです💦正直、浅間山を左手に緩やかな坂を下ってきた気持ち良さは覚えてるけど、宿場の記憶の区別が曖昧になってしまいました💦このお地蔵様は(と思いきや、江戸時代作の大日如来像)目がさめるように印象に残っています向こうには浅間山の鬼押し出しが見えたんですよ 〜佐久平駅 H700m〜塩名田宿に16:00到着日没まで後1時間は歩けますが、ここから新幹線を挟んで中山道は右側へ、主要道路は左側へと分かれますタクシーを拾い易いこの辺りで区切りとしました佐久平駅から長野新幹線を利用して帰ります佐久平16:26発〜長野で特急しなのに乗り換え〜名古屋20:07着窓から見た木曽の中山道は真っ暗で、白い光が肩寄せ合って見える辺りはどこの宿場だろうと、ぼーっと眺めてましたよく歩きました、疲れた。