土塁と堀が残る、可愛らしい小牧山
今夜、「どうする家康」はいよいよ関ヶ原の合戦ですね視聴率が低いとか、史実に基づいてないとか、大河ドラマは色々と言われますそれだけ話題になっているのですよ私は今までとは違う家康と武士団を楽しんでいます地元にいながら、規模が小さくて地味なのか?知ってはいるけど行った事が無い人が多い小牧城へ行ってきました以前から、堀や土塁を見たかったので久しぶりのウォーキングも兼ねて、ちょっと外歩きです小牧山は小牧市の中央にあり周囲を市街地に囲まれたH86mの可愛い小山です戦国時代に織田信長が城を築いて沢山の曲輪を作り武家屋敷を配置して、南側に城下町を整備しました信長が居たのは4年ほどで、岐阜に移った後は廃城、城下町も廃れていきました〜帯曲輪跡と右手の土塁〜17年後、小牧・長久手の戦いで織田信雄・徳川家康連合軍が陣を置いて、城を囲む堀や土塁を作り強固な城にして豊臣秀吉と戦いました今も遺構が良好に残されているので史跡になっています〜信長の頃・永禄期の城の予想図〜〜家康の頃・天正期の城の予想図〜北側駐車場から入ります、虎口だった所です山頂までは30分たらずで登れてしまいます大手道コース、自然満喫コース、からめて道コースと三本の散策コースがあります自然満喫コースを通って東側から南側へ向かいますこの辺りには昭和22年〜平成10年まで小牧中学校がありました今は広い芝生公園になり親子がのびのびと遊んでいました正面の南側には資料館<れきしるこまき>がありましす 以前、小牧市役所があった場所ですここは子供や歴史がいまひとつ…という大人にも視覚聴覚を使ってわかりやすく小牧城を紹介してくれますほんと❗️今風❗️模型や映像を使ったすごい資料館です〜小牧城へ〜資料館を出て、大手道コースを上がります以前、城好きの昇太さんと千田先生が興奮して解説していた土塁が拡がってますとても綺麗に整備されていますからめて道コースへ折れて山頂を目指します緩やかな坂を少し登ればすぐに城が見えてきます南側には今も発掘中でブルーシートがかけられた入れない箇所がありました発掘や工事で出てきた沢山の石はまとめられ、いずれ石垣を再現するときに使われるそうです江戸時代以降、尾張徳川家は一般の入山を禁止して小牧山を保護してきました昭和5年徳川義親氏が小牧町に寄贈されたそうですこれが小牧城です💦S41年、名古屋の実業家・平松茂氏が山頂に城を建てようと発案、西本願寺飛雲閣をモデルにした鉄筋コンクリート造の城を建て、S43年小牧市に寄贈されました内部は歴史館となっています三階建の天守閣からは四方に尾張平野が丸見え状態、ここが戦いの要なのは頷けますね〜南側、小牧市役所〜う〜ん💦天守閣は資料が残ってないので、復元ではありません潔く、何もない方が良かったのではないかな〜と、私の感想です、ペコリ。〜空堀〜木立の中、静かなからめて道コースを下りますコース道はよく整備されていて各所にトイレや休憩所があって、ゆるやかな坂や芝生が足に優しく、雑木林は季節を感じさせてくれます市民に愛される公園ですねもうこれ以上近代的に整備保存をしない方が、本物がある平城ではないかなぁ〜ウォーキングより、<れきしるこまき>で過ごした時間のほうが長かった小牧山でした遅いお昼は小牧山の北側にある蕎麦屋<三八屋>でわんこ蕎麦をいただきました