後悔しない為に
夏が過ぎて あんなに日が長かったのにみるみる夜が早くなってきた17時も過ぎればあたりは途端に寂しくなる田舎なので街灯もあまりなく 歩いている人も滅多にいない娘が閉店までの勤務だと確実に真っ暗で迎えに行っていたが夕方の帰宅もちょっとハラハラしてしまう季節先日も仕事が長引いて その後 寄る所もあったりで 予定より帰りが随分遅かったこちらは連絡も無いので 少々心配になる台所の戸を開けて外を気にしながら調理をしていると・・・かすかに 悲鳴エッと思って更に耳を澄ます子供の騒いだ泣き声なら良く聞くが それとは違う切羽詰った女性の悲鳴コレが事件性があるなら助けに行く所だが いくら耳を澄ませても場所が特定できないそうこうしているうちに娘が帰ってきたので一安心したのだがあの悲鳴は・・・ 次の日 うちは地元新聞は取っていないのでネットで検索してみるとーーーーあったちょっと離れた隣市で不審な車に連れ込まれそうになった女子高校生の事件19時15分の時間もピッタリ悲鳴をあげて騒いだので犯人は車で逃げて 彼女は難を逃れたのですがきっと この悲鳴が聞こえたんだと思うこの事は前日にアパートの友人に ねぇ 聞こえたと話をしていたのだが彼女も距離があるので時間は合うけど半信半疑だったらしい現場との距離はあるが間は田んぼなのでたまたまさえぎる物がなく流れてきたのかも・・・ 今は車社会なので地元人でなくても簡単に犯罪を起こせる環境だ逆に言えば 田舎の人が都会に日帰りで行って犯罪を起こせるナビもあるのでたまたま通った土地勘が無ければ行けない様な場所もあるってことそんな話をすると娘は大丈夫だから~と 全然意に介さないが娘がどう思おうと 生物学的には女なので何があってもおかしくない過保護すぎると嫌がられても 何かあってからでは遅いのでしっかり手綱を握って今日もセッセと迎えに行く・・・・不審な黒い車もまだ捕まっていないしね