そして 最後の1
去年の夏 おっかなびっくりで飼い始めたドジョウ幸せを呼ぶという黄色いドジョウで ド・ジョッチと名付けた飼ってみると可愛くて 仲間が欲しいだろうなぁって 少しずつ増やしていったノーマルドジョウの ウナ と ウニそして シマドジョウの シマさんこと 島貫君 居間に置いて みんなで眺めて 平和に暮らしていた冬を過ぎ 雪が消えて 春を感じ始めた頃 突然体調不良で☆になってしまった ジョッチそして 我が家のドジョウさん達には その後も苦難が続いていた ジョッチがいなくなって ちょっとドジョウへの熱も下がり気味になった頃ウナと ウニの様子が明らかにおかしいジョッチが亡くなる前の様に ハイテンションで水槽を泳ぎ回ったりひっくり返ったり・・・急きょ二匹を隔離して様子を見たが その後 明らかに動かなくなった二匹やっぱりダメだったか・・・と お墓を作って 二匹を埋めようとした瞬間埋められてたまるかぁ~とでもいうように ウニがウニウニ動いた もう埋めてしまった子もその状態だったら申し訳ないなぁ1匹だけ隔離を続けた ウニはその後 体中に白い膜に覆われた他の子が亡くなった理由が分からずにいたが これで「水かび病」というドジョウにとってポピュラーな病気だったと言う事が判明塩水に入れての治療法があるので 水槽に塩を投入して様子をみていたそれまで ジョッチが亡くなった頃は買ったばかりの水草と貝と水質浄化剤を入れていたのでその何かがスイッチかと思っていた現に 二匹の貝は一度も水槽を這うことなく亡くなっていたからでも水かびだとなると あれかなぁ・・・と見えて来る事があるだんだん暖かくなって気温が上がり それまで夜間室内でさえ一桁になっていた温度が10度を超すようになっていたと言う事は 常に水温がぬるく 菌が繁殖しやすい温度になってしまっていたと言う事くわえて 繁殖を試みて4匹をひとつの水槽に入れていた数が多いと言う事は水の汚れも早まると言う事水が汚れたら折を見て替えていたが あの頃 娘がやりたがって 私が一切手を出さずと言っても 娘も仕事の兼ね合いがあるのでかなり濁ってしまった頃だったそれまでにないぐらい濁って やっと水を替えたがしばらくしてジョッチの泳ぎが変わったジョッチを隔離して 亡くなってしまって 数日経ち 次はウナとウニそのウニも 何度も仮死状態になってドキドキさせたが とうとう昨日亡くなった1日様子を見て ピクリともしない事を確認して さっきお墓を作って来た残ったのは シマさんうちに来てから 生首になって 不気味さを振りまいていたシマさんシマさんは多分 いつも潜っていたから菌にも影響を受けなかったのかもしれないそして今 意外なことにシマさんは 独り暮らしをとっても満喫して生活しているもともとシマドジョウはとっても警戒心が強く 潜りやすい品種として知られているそのシマさんが警戒するものがいないので 潜る事が無くなったいつも 潜って生首になっているか 水底をチョコチョコ這う姿しか見せなかったのに今は スイスイ水槽を泳ぎ回る事が増えた彼にとっては同居は苦でしかなかったのかもしれない4から 5にも6にも増やそうと思っていたのに1匹になっちゃった