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カテゴリ:実家の事 母の死後
先週末 父がお世話になっている施設の看護師さんから電話があった
これまでも 体調に変化のある時 発熱したり搔きむしって傷が出来た時などに 連絡を受けており 今度は何かしら・・・と思っていると 最近 水分をあまり取れず 届けて頂くジュースも むせてしまったり と ならトロミを付けて飲ませるとか と言うと 食事もあまり 刻み食なんですけど と言うので じゃ 食事もトロミを付けて とかですかね と答えると 最近 お会いになってませんよね はい 仕切りがあると本人分かってないようだったので面会はしてません ちょっとお会いになって状態を見て頂けたら・・・ というやり取りがあって 何が言いたいんだろうとちょっと怪訝に思っていた その後 折り返し相談員さんから連絡があって 今も以前のような居室への面会 は出来ていないが特別に父の元で会える事になった 後から考えると 父の状態が良くないから会わせてくれるのだと理解出来た 何か 病気があってーーーならその旨の説明があり こちらもすぐに理解出来る のだが 病気らしい病気は無く 強いて言えば老衰 その症状があって 会えていない家族に会って欲しいという事 ストローでの吸い込みも難しくなり 食事も量が減った 明らかにその兆候ということ 相談員さんからの連絡で 面会の日時を問われ 丁度母の命日で妹が休みを取っ ている 面会は通常午後からになっているが お墓参りの前に午前中を希望し了解を得た 兄にも施設から伝えられた事を連絡し 兄は了解と その後 兄が母の命日に休みを取っていた事を知り 一度も行った事のない父の 面会に行くかどうか・・・念のため 聞くと行くという 当初から思っていた事だが タイミングが良い 妹は忙しく 今回も前々から休み希望を出していたから休めた 兄も 命日だから休もうとしていた訳で 数日後に命日があったから施設からの 申し出に即答で日時を決める事が出来た かくして 兄妹三人が珍しく揃って 何年かぶりに父と会えた 父は 最近寝てばかりいるそうで 私たちが部屋に入っても目を閉じていた 声を掛け 身体をゆすって起こしてみると 一度目を開け声のする方に顔を向け たが 何も発することなく目を閉じた 以前も 眠い時はこんな感じでいたから眠いのだろうと思ったが 妹は状態が落 ちていると少々ショックだったらしい 父は私たちの事をどれだけ理解していたのか 分からない コロナの間 ずっと面会出来ていなかったから忘れてしまっても仕方ない その後 相談員さん 看護師さんから説明があった 今回の面会は 今後の事についての説明が主な目的だったのだろう 入所時 私たちは食事が取れなくなったら 無理に延命せず を選んだ 今 その時に近づきつつあり 今後 また変えることが出来るが その方向性の 再確認 父も88になり 病院に入院を希望しても自力で食事をとる事が出来なければ施設 には戻れない 病院も昨今は高齢者に無理な延命はしない 父は 平成30年に入所し5年 男性にしては長い方の部類に入るそう その間 他の方は治療目的に受診をする事もあるが父は一度も受診してない 何かあれば検査はするので 病気が原因で今がある訳ではない 身体がもう終わ りに向っているのだろう 父の施設では常駐の医師はおらず 委託医は高齢の為 夜間の呼び出しはしない 事になっているらしい 夜間のスタッフも最小の人数なので 気づいた時に旅立っている事もあり得るが その際も翌朝 始業時に医師から診断を受ける事になる そして 他の親達は病院で亡くなったので着ていた服でそのまま帰ってきたが 特養は違うらしく その時の為に バスタオル タオルケット 肌着 浴衣 帯 の準備を伝えられた いつまで・・・ではなく その時まで 用意をして 施設に預けて そのままずっとの人もいるが 必要な時にすぐ使え るように 預けておく そんな説明を受けて帰ってきた もし 会わせたい人がいたら 面会してください と いつも思うのだが 日頃面会無いのに 突然親族が集まったら あら私ってもう 永くないのね・・・って思うんじゃないかしら そこで頑張っていたものが ガクッとなっていたり・・・ 父も もしかして分かってて 急に子供が三人も集まったから何か悟ってしまわ ないか そんな風に思ってしまった でも 今年は既に葬儀を一件終えているので 来年の春が良いなぁ・・・と思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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