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カテゴリ:実家の事 母の死後
父が施設に入所したのが平成30年5月
それから6年かな 毎週二回面会に通い コロナになって面会が出来ない代わ りに毎週月曜日好きなリンゴジュースを届けた たぶん 行けなくて曜日を変えた姑の葬儀の頃以外毎週毎週欠かさず通った しかしそれも もう必要なく 今日は退所の手続きと溜まりに溜まった荷物を引 き上げてきた 11月に食事量が減ったと連絡を受け 一時持ち直したが再度面会を勧められた のが3月 その際 毎週通っているのだからリンゴジュースを届けた時は父の居室で直接面 会をしたいと申し出て 了承して貰い 短時間だが傍で過ごすことが出来た 父はほとんどを眠っていて 私の存在も理解していたのか分からない ある時は 珍しく目覚めていたが 喉がかすれて声も出なかったり・・・ 3月になって 飲み込みが悪いというので水分にトロミを付けて貰っていたが ある日は ゼリーくらいトロミを付けたジュースも 良い時で10スプーン 途中で疲れて眠ってしまう そんな状態で私たちは いつ急変するのだろうかと 急変したら夜間でも会い に行くことにしていたが 電話のベルが鳴る度にドキッとしてしまい 挙句 気になって寝付けなくなってしまった 妹は深夜に来るのは現実的ではない 兄は 仕事が忙しく帰宅が22時を過ぎ 寝落ちしている なので 可哀そうだが もしもの時も 朝まで知らせてくれなくて良いとお願い した 11月にむせ込んで食べられないと知らされ とろみを付けたトロミ食にして貰い 3月 ずっと食事を一割も口に出来ない状態になったので 食事の回数を減らして 水分と薬を取る事に重点を置くことにした 当初 水分を取らなきゃすぐなのかと 尿が出なかったらすぐなのかと思ったが そうでもなくて 低空ながら安定していたように見えた 水分を口に入れると 飲み込むときに咳き込むが 自力で出そうとする力強さを 感じた なので 3月最後の月曜日25日 父の面会をして 安定しているように見えて 今週の面会はこの日だけにしても良いんじゃないかと思って帰った翌日・・・ 夜20時を過ぎて施設から電話があり 吐いてしまったので吸引して口の中の物 は出したが奥の方にあるのは取れない 面会に来ませんか とのこと あいにくこの日は3月も終わりなのに雪が降って 妹に電話をしたら飲酒後 兄はまだ仕事中 施設には一旦断ったが 施設の方も心細いのかもしれないし こんなに近いのだ から・・・と会いに行った 吐いた後の父 明らかに誤嚥しているらしい呼吸の度に物凄い音がしている ゼイゼイともゴロゴロとも違う 例えようのない音 丁度シフトの切り替わりのタイミングで 遅番さん二人 夜勤さん一人 三人の 介護士さんがケアしてくれていた 吐いた当初は顔色も悪かったが 徐々に顔色も良くなり 私は父にパワーを送り 胸をさすり続けた すると あの音は消え 父は滾々と寝続けている 途中 バイタルを測りに来るが熱は無いが血圧はエラー そして 電話で看護師さんに報告している ずっと傍にいても良いのだろうか と頭をよぎる 今は面会制限が出ており 会っても少人数で短時間と言われている 施設に入った時から死に目に会えないのは覚悟しているので 一時間ほど付き添 って 父の様子に変わりがないようだったので 何かあっても覚悟をしているし 連絡は朝で構わない事を伝えて施設を後にした 翌朝 深夜1時過ぎころ 介護士さん二人に見守られながら眠りについた報告を受 けた 後から知ったのだが 父は もう食事も止められる予定で あの夜の食事が最後の 食事で 珍しくよく食べたのだという 日中もお風呂にも入っていた 知らない間に・・・という事もあると言われていたけど 傍に居て貰って父はしあわ せだな 感謝感謝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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