遺跡発掘 途中経過
6月9日に 現場事務所のプレハブの整理から始まったアルバイト生活月が替わって雇用先でホームページの更新が行われ そこで少し公表してるので 私も差し支えのない範囲でちょっと途中経過報告 例えば何かを作ろうとする時 試し掘りをして何かありそうとなると遺跡の発掘調査依頼が来るんだそうです建物ということもあると思うけど 山形は道路が多いみたい今 私がやってるところも道路の予定地だしそのホンの近くで昭和58年に同じ遺跡発掘が行われたらしい過去にいろんな遺跡発掘の経験がある方にいろいろお聞きすると事務所から山をくねくねと登り 実際の現場が2キロぐらい歩かなきゃいけなかった毎日道具を持って朝昼夕と毎日2往復ということもあったそうです水もない場所で 近くから当番が水を運んだり・・・という事もそんな現場から比べれば 自宅から歩いて10分なので恵まれているほうですが・・・標高は130メートルほどあり ちょっと高いのですが発掘前はこんな果樹園でした盛りのさくらんぼが満開に実ってる時に開始でした・・・そんな普通の果樹園をスコップで縄文時代の地層まで掘って 掘って 掘って・・・重機も出動して こんな感じに手前から一段 前の道路が残ってるところまでが30メートルぐらい道路は農道なので残してありますそして先に更に50メートルぐらいあるのかなぁ・・・奥の中央に土の山が出来ているのが発掘現場で掘り出した現代の土すごい山になってます幅は片道一車線の道路プラスαぐらいでしょう重機で運んだ地面をココまで整地するのも大変だったのですがいろんな円が至る所に・・・これは遺跡 掘る価値のある場所を水溶き石灰で印をつけます調査員の方が土に棒で付けた印を我々がハケを使って清書します黄色い土が何も無くて 黒い土が遺跡のある場所だそうですでもプロならではの目で見るので 素人さんは見極めが難しい農道のところの断面はこんな感じ試し掘りでこんーーんな深さを掘ったのです途中に石がゴロゴロあって 掘るのはとっても大変でしたそして今は 遺跡をまず半分掘ってるところでも女性は遺跡を一個一個記録してます全体の遺跡の配置図も測量して1/100で方眼用紙に記録しましたが 今は一個一個を1/20で平面図と断面図をセッセと測ってるところ慣れない仕事は大変ダーー