心地よい美しさについて
「いやですわ。 何故 神は、まず若さと美しさを最初に与え、 そしてそれを奪うのでしょうか。」「若さと美しさは同義じゃないよ。 若さは美しいけれども、美しさは若さではないよ。 美はもっとあらゆるものを豊かにふくんでいるんだ。」 岡崎京子『へルタースケルター』上にあげた岡崎京子『へルタースケルター』は、土曜日、つまり美人塾に行く前の日に読みました。ほぼ全身美容整形した『りりこ』というスーパーモデルの話です。※けっこうえぐいのでおススメはしません!『りりこ』は美しい。だけど、整形したからだけじゃないような気がします。美しくあろうとするから、美しいのではないだろうか?時代によって、美についての価値観は変わっていくし、人間は視覚に大きく支配されている生物だけど。私は、外見の美は、内面の反映であってほしいと思います。そして、ネーブルオレンジにはネーブルオレンジ特有の、バラにはバラ特有の、ベンガル猫にはベンガル猫特有の、K1選手にはにはK1選手特有の(私にはさっぱりわからないけど)美しさがあるように、司馬遼太郎が、侍を、もっとも美しくあろうとした人間の姿だと評したように。その人がもっとも美しく輝く形を見つけ、表現していく。そういう美は、心地良い。美人塾について、コウタロウさんについて、そんなことを考えてました。しかし、風邪がぶり返していると言うのに、退屈でついついブログを更新してしまう・・・私もすっかりネット中毒ですな。(笑)