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ももじろうの気まぐれ日記

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2006.10.11
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北海道出身の小説家と言えば三浦綾子が有名ですが、

代表作と言えば、「氷点」ですよね。


その他の代表作の中に「塩狩峠」があります。

(ご存知ですよね。。映画にもなっていますし。。でもちょっと古い・・・)

ここは実際にある地名です。


何処かと言うと旭川から国道40号線を北へ走ると比布町、蘭留と文字が見えてきます。

その街を過ぎ、平坦な道路から上り坂になりカーブが続く道路に変わります。

(旧道はもっと坂道カーブが急勾配でした~)

途中右側に休憩所がある辺りが塩狩峠になります。

塩狩峠



その道路にほぼ平行して走行している鉄道で宗谷本線がありますが、

蘭留駅(らんる)と和寒駅(わっさむ)の中間の駅が小説の題材になった場所です。

(この峠は和寒町になります)


峠だけあり、昔から本当に何もない森の中にポツンとあった駅です。

今はより淋しくなり無人駅になっています。

そんな駅で小説の題材になっていたとはツユ知らずでした。

(知ったのは高校生の時だったような・・・(おっ遅い!恥ずかしいです))


この小説は

明治42年に塩狩峠で客車最後尾の連結がはずれ、逆降暴走した時、

乗客だった長野氏(国鉄職員)が、自ら車輪の下敷きとなって乗客の生命を救った



という長野政雄氏に起きた実話を元に出来たそうです。



自分の身を挺して人を救う・・・

この方はキリスト信者で教えに従った?とも言われていますが、

周りはどうでもよい、自分さえ良ければ良いと思う事が多くなった昨今。

(私もそうですなあ~)出来ない事です。(本音)

ですがせめて、この忘れかけている気持ち(心)を思い出すだけでも

心が現れる(洗われる)のではないでしょうか??


その構内に密やかに長野政雄殉職の地顕彰碑があります。


またその付近に、3年前だったでしょうか三浦綾子「塩狩峠記念館」ができたのは。

三浦綾子記念館
(詳しくは画像をクリックして下さい。)


旧宅を復元し、氷点や塩狩峠を執筆した時の資料や生活用品が展示されています。

周りの環境に影響されてか静かで良い場所ですが、私はどこか淋しい感じもしました。

(この時は長野氏の話を知っていたので余計かな?)

ですが何処か懐かしい気持ちにもなっていました。。


この駅付近にはそれ以外何もないのか?と言われると・・・ですが

一応塩狩温泉もあります。

今も多分古いままで客も少ないと思いますが、皮膚病に良いと言われ

道外からも湯治に来る方もいるそうです。(近代的ではないけれど穴場かも?)


もしお近くを旅行する機会がありましたらこの小説の地を訪ねてみてはいかがでしょうか。

車で行くのも良し、列車での~んびりもいいですよ~

春は桜を見ながら、秋は紅葉を。な~んにもないけどね~

心と身体は洗えます?!



PS

列車は旭川から1時間に1本くらいの各駅停車のに乗らないと塩狩駅には止まりません。

(隣駅「和寒(わっさむ)」には急行は止まるはずです)

















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Last updated  2006.10.11 13:29:15
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