地球にとっては一瞬の違いで。
先日テレビでJR六甲道駅の復興に至るドラマを放送していました。24年前の阪神淡路大震災によって駅舎が倒壊した駅なのです。ニュースでは阪急伊丹駅が倒壊されたことは知っていましたが、六甲道駅が倒壊していたのは少し後になって知りました。この地震が起きる5年ほど前まで、この駅を毎日利用していました。そう、毎日毎日。まさか5年後に地震が起きるとも知らずに。会社帰りに六甲道駅近くの落ち着いた珈琲店できれいなカップに注がれた珈琲を飲み一息ついたり、駅ビルの中で買い物をしたりなどなど本当に生活の一部でした。今でもたまに、坂道を歩いている様子が夢に出てくるんですよね。どこの風景か今までわからなかったのですが、このドラマを見て思い出しました。阪急六甲から六甲道までの坂道。縦横に何通りにも道が通り、まるであみだくじのように日によって通る場所を変えることができるのです。私ならその後どうやって通勤したのだろう。果たして通勤できたのだろうか。そう思うと…想像したくないです。人にとって5年はある意味長いけれど、地球にとってはほんの一瞬。そう考えると、一瞬違うだけでその駅にいるときに地震が起きた可能性も高く怖いです。今住んでいるところもいずれ地震が起きるといわれています。たまに突然この世からいなくなるかもしれないなと考えています。準備万端にして、何とか生き延びられるようにしたいです。ただ、どこで地震にあうかによって何ができるかが変わります。今生きていることを大切にしなければいけないなと思ったのでした。久しぶりに六甲道に行ってみたいな。変わっているんだろうな。