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カテゴリ:モモクリ(ダックス)
書こうか迷いましたが、ダックスのヘルニアになった時の参考になるかと思い記録することにします。 ーーーー 9月22日にクリがヘルニアを再発(前回ブログ参照) その後、脅威的な回復かと思った10月13日、それまでよたよた歩きができていたのに、急に足が動かなくなってしまった。 体はくの字に曲がって上体だけで床を這っている。(後から考えればヘルニアが再発していたと思う。見つけることができなかったのは、消炎剤を隔日飲んでいたのでそれが効いていたからか:推測) 息も荒い時があり、それは多分痛かったのだろう。 10月17日に奥さんが動物病院に連れていき、癌転移の腫瘍が大きくなって、獣医は体の外から触ってもわかると言っていたとのこと。(治療は今まで通り、消炎剤の隔日投与と鉄剤、消化機能改善薬の継続) クリの調子が悪いので、18,19の土日はクリの看病につききりで過ごす。 19日の日曜は天気が良く、網戸から受ける風を受けて、幾分調子が良さそうに見えた。 その晩11時、ベッドで一緒に寝ていたクリが「シャ~~~~ッ」というすごい声で、目が覚めた。 急いで抱きかかえると、全身が痙攣しているようにガクガク震え、舌が口からだらんと垂れ、気絶状態。 奥さんと二人で必至に声かけるも、痙攣は収まらず、失禁。(その後2度失禁) 何度も励ましの声をかけると、二人の声が聞こえたのか、叫び声が「ヒ~~ヒ~~」に変わり、意識も戻ってきた。 この時間、動物病院は無理なので、とりあえず消炎剤をむりやり飲ませる。(なんとか飲んだ) 薬を飲ませ30分位過ぎた頃、「ヒ~~」鳴きは収まってきたが、息は相当荒く、お腹の下と頭にバスタオルを巻いたのを入れ、支えにする。 体をさすってやるが、息は荒く痛みが続いている様子。 このまま、5時頃まで体をさすりながら励ます。 奥さんが、寝室に戻れば少し落ち着くかもとのアドバイスがあり、寝室に連れていくと、ようやく横になった。(体が痛いのか、横になってもすぐ動いての繰り返しで、腹ばいしかできないようだ) 明け方いくらか落ち着いてきたので、外の芝生に出すとしっこをする。 6時頃、水と少し食べ物に消炎剤を追加で与え、その後芝生に出すと、便も出た。 朝一で動物病院へ連れていく。 獣医の判断は癌の腫瘍から脳に転移しているか、ヘルニアの再発かと思われるが、MRI等撮らないと診断はつかないとのこと。(癌は相当大きくなっていて、いつ崩壊してもおかしくないと言われる) 昨晩の状況からヘルニア再発と思うと言って治療方針を検討。 手術は癌転移もあり当初から選択肢から外している。 残るは、ステロイドのパルス注射とエラスポール注射。 最終的に前回と同様にステロイドのパルス注射(3日間)を選択、前回嘔吐のため2回で止めてしまったので、今回は吐き気止め注射もすることにした。 帰宅後のクリはいくらか気分も良くなったようで、食事も入り、ベッドに連れて行ったら、初めて横になり、2時間半爆睡。(相当体力を使ったのと、ここ数日痛くて睡眠不足だったのかもしれない) 晩御飯では好き嫌いもみせるようになり、表情にも生気が戻ってきた。 人間だったら昨晩の状態なら、とても食事などできないと思うが、必死に生きようとする動物の食への執着はすごい。 あと2日、ステロイドパルス療法の効果が出ることを期待したい。 ーーー クリの足は現在まったくマヒしたまま。 多分もう歩けないと思う。
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