ももりん

一昨日夜、祖母が亡くなったとの知らせがありました。
97歳でした。

祖母ということになっていますが、実際は伯母です。
父は6人兄弟の末っ子で長兄夫妻に子どもがいないので養子縁組しています。

即、葬式か？と思ったら白菊会に入ってると・・・
白菊会とは献体登録している人の会だそうです。

献体する場合、お通夜、お葬式を普通にやって
火葬場には行かずに病院へ・・・と思っていました。

でもお葬式をやらずに献体することになりました。
お葬式は2～3年後にお骨が戻ってきてからするそうです。
これは伯父（祖父）がそう主張して頑として譲らないそうです。

昨日の朝10時からお見送りだけをするとのことになりました。
お見送りというのは遺体を安置してある葬祭場に
病院の車が来るので文字通りお見送りするのです。

取り敢えず昨日アサイチで福島に帰りました。
東京駅に着いたのは8：15でした。

時刻表を見ると8：20に『やまびこ』があって
そのあと福島に止まらない『はやて』や『こまち』が続きます。
次の『やまびこ』は9時近くです。

指定席状況をみると次の『やまびこ』からあとは
普通車もグリーン車も満席です。

8：20の『やまびこ』のグリーン車だけが空いてます。
この状況で自由席に座るためには並ばないと無理・・・
でも時間がない！
東京駅のコンコースを走ってグリーン車に乗りました。

福島について葬祭場に行ってみたら・・・
病院の車が来るのは4時過ぎだとか・・・
一気に力が抜けました。

葬祭場では安置室というところがありました。
ひつぎが置いてありますが、かなり高さがあります。
お顔が見られるように踏み台が置いてありました。

その脇には小さな台がひとつ・・・
お鈴とお線香と質素なお花が一対置いてありました。
その質素なお花も明細書に生花代と書いてありました。

一旦実家に戻り3時半ころまた葬祭場へ・・・

そこで白木のひつぎに移してそのまま運ぶのかと思ったら
お花を入れますか？と聞かれました。

ここで生花代を取られてると思い、お花を入れることにしました。
花瓶から抜いてそのまま入れようとしたら、
お花の部分だけにして欲しいとのことでした。

ハサミもないのに・・・
手でちぎって入れました。
普通のお葬式ではカットされたお花がお盆に乗ってるのに・・・

こんなこと初めてです。
まぁ、お葬式じゃないからしかたがないのだろうけど・・・

お見送りが済んだらあとは特にやることもないので
先ほど帰ってきました。