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2006年02月11日
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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:カテゴリ未分類
台湾人メル友とのやり取りで得た知識、感じた事、興味深かった事を少しずつ書いていこうと思う。

今日は一番幅広ーく話しをしているミンくん(ニックネーム)の事を中心に書いていこうかな☆

ミンくんは23歳の大学5年生。
なぜ5年生か・・・というと徴兵逃れの為、わざと留年したそう。
もちろん留年したって卒業した後は兵役に行かなくてはならない。

兵役に行く前に日本語を勉強したくて留年したそう。
まだ日本語を勉強し始めて1年半、というが・・・かなり上手!!
「あれ?私の文章理解できなかったかな・・・?」って思う事もあるけれど。

過去・未来・現在の表現を少し苦手にしている様子。

日本語の勉強を始めた一番のきっかけは1年半前に九州&東京を旅し、すっかり日本が気に入ってしまったそう。
それと、幼い頃から当たり前のように日本文化が身近にあったことらしい。

ここらへんの日本文化の話しはまた今度くわしく・・・☆


  *  *  *  *  *  *  *  *


彼の言う「日本大好き!」の中に台湾人としてのコンプレックスも見え隠れしている。
台湾には台湾にしかないよさもあるのに・・・☆


  *   *   *   *   *  *   *   *

日本より台湾が勝っているもの、といえばまず「学歴」だろう。
台湾は非常に学歴社会だ。
日本は学歴社会だ、と思っていたが、彼らから言わせれば「日本は能力社会だ」そう。

大学進学率は日本を上回っているし、むしろ大学だけでは足りない、と言う。

まだまだ先進国との物価の差はあるものの、海外の大学院へ留学する人も多く(実際メル友にシアトルの大学院に行っている人がいる)エリートが優遇されているよう社会のシステムができているそう。

その中でもアメリカ・日本は人気だ。



学歴主義が根付いているなぁ・・と強く感じる事があった。

台湾の現総統・陳水扁を支持できない理由に「海外留学経験がないから」という理由を何人からも聞いた。

・・・とはいえ、陳氏は台湾の東大、ともいえる台湾大学出身であり、大学在学中に弁護士の資格を取得した秀才だ。

  ★陳総統に関してはコチラ

ちなみにこの台湾大学も日本統治時代に作られ・旧帝国大学。 大戦中日本国内の旧帝国大学に通っていた台湾人は戦後無試験で台湾大学に入学できたそう。
ちなみに大戦中・京都帝国大学に通っていた李登輝前総統は戦後台湾大学に入っている。


対して、陳総統の対抗馬・馬英九国民党主席。

馬氏は尖閣諸島問題や歴史問題などで日本を牽制する発言を行っている事でお馴染み。

馬氏は香港出身であるものの、台湾大学を卒業した後・国民党の奨学金を得て、アメリカへ留学。
ニューヨーク大学で修士号、ハーバード大学で法学博士号を取得したのち、弁護士としてアメリカの複数の法律事務所に勤務した。

その後、蒋経国総統の個人通訳をするなど経歴は華やか。


彼ら曰く「陳総統は国家元首にふさわしくない学歴だ」という。

私が「いや、むしろ純台湾産みたいでいいじゃない」と言うと
「英語も話せないし恥ずかしいよ」と・・・★

・・・・うーーーん・・・(-_-:)


もちろん支持しない理由はそれだけでなく、対中対策の迷走が大きい。

次の選挙ではまた国民党が政権をとって・馬氏が総統になるだろう、
彼らはそう言う。


彼らは香港出身の馬氏が国家主席になる、という事に違和感は感じないらしい。

馬氏は温和・清廉なイメージと俳優並のルックスを持つため人気もきわめて高く、次期総統の最有力候補とマスコミに持ち上げられる事も多い。

馬氏に関してはコチラ



台湾はもともと住んでいた原住民が2%
17世紀頃~大戦終了までに大陸から移民してきた漢民族 82%
(以上、84%は日本統治時代を経験した台湾人。本省人、と呼ばれています。)
そして、大戦後・大陸から移民 16%
(外省人と呼ばれています。)


元々よそ者ばかりのこの国柄、という事もあるのだろう。


陳総統率いる民進党は今まで政治の表舞台に立つことができなかった本省人で結成された政党だ。

問題は多いものの「頑張れ」と思わずにはいられない。



   *   *   *   *   *   *


彼らの本音としては
「中国は嫌いだけど、戦争は嫌」なんだろう。

彼らが中国が好きではない、というのに少し驚いた。

彼らは学校で中国大陸に関してどのように教わっているんだろうか・・??
興味がある。。。


ちなみにこんな意識調査を発見★↓

*2000年に行った中華民国国民に就いての意識調査*

自分自身のアイデンテティについて。

台湾人であり、中国人ではない=42.5%
台湾人であり、中国人である=38.5%
中国人であり、台湾人ではない=13.6%




私は彼らから聞いた話しだと、独立はどうかと思うけれど、現状維持できたらいい、そう考えている人が多かった。
「独立したい」という意見はまだ直接聞いた事がない。

「独立というと聞こえはいいが、台湾人同士(本省人と外省人)の対立を煽るだけだ。」という意見もあった。



台湾には日本同様、中国からの不法入国が絶えず・彼らが犯罪を起こすことも多いそう。

ミンくん曰く
「日本にはもともと犯罪がなかったのに、中国人が不法入国してきて・中国人が日本人に犯罪を教えた。だから日本では犯罪が増えている」んだそう・・・(苦笑)

彼は兵役を終えた後、日本で働きたいと考えている。。。
日本をすごくいい所だ、と思っている。。。どうしよう。。。(@。@)

「どこの国だって馬鹿はいるよ。
日本だって、台湾だって、アメリカだって、馬鹿はいるからね。」と言っているけれど・・・。。。


もちろん彼は中国人=悪者、という偏見だけで批判しているわけではなく
「中国は都市部以外はうんと貧しいから、彼らは犯罪を起こすんだ。」とも言っている。

ちなみに女性の密入国者はやはり性産業に従事することが多いらしい。
台湾は日本と違い風俗店はNGらしい。

なので店舗を堂々と構える事ができないのでマンションの一室でコッソリ営業するそう。
日本でもこういう店ありますわな。

中国人の他はベトナム人が多いそう。


日本の性産業への偏見のなさや大っぴらさには驚く人も多く
「maicoは恥ずかしくないの?」と何度か聞かれた。

「恥ずかしくないよ。ああいうお店があるから日本は性犯罪が少ないのかも。」と無難に答えている。



  ★   ★   ★   ★   ★   ★


新ゴーマニズム宣言special台湾論

こちら↑ 小林よしのり著 台湾論

ん?なんか違う??、と思う点もいくつかあるものの、
台湾への知識を手軽に深めるのにオススメ。

台湾論にもくわしく書いてあるけれど、日本統治時代を経験している世代は日本への思い入れが強い。

「たまたまそういう人がいただけでしょ」なんて思っていたし、実際に足を運ぶまで半信半疑だったが、実際に行ってそれを実感した。

朝、日本語の歌を公園で歌っているおじいさんも観たし(かわいい・・・)日本人とわかると何人もに話しかけられた。

「日本はどぉ?小泉さんはどぉ?」などなど。。。


彼らにそのことを話してみると
「うん。日本の管理や体制のよさは年寄りはよく言うよ。」と。

今でも日本語のカラオケのサークルや短歌のサークルがあり多くのお年寄りが活動している、との事。


ミンくんは
「きっと台湾だけじゃないと思うよ。アジアにはそういう思いを持った人、多いと思う。」と言っていた。

・・・そっか・・・。。考えた事もなかった。。


日本は日本兵として戦って亡くなった台湾人戦死者に対して充分な弔慰金を支払えていなかったり、きっと不満もなくはないと思う。

けれども彼らにとってかけがえない故郷なのかもしれない。



  *   *   *   *   *   *


ちなみにこういった話しは男の人のほうがくわしい。

徴兵制度もあり、背を向けることができないのかもしれない。

女のこに「台湾について教えて」と言っても
「ごめんね。勉強するから待ってて。」と言われてしまう。

気楽なメールもいいものなんですけれどね(^▽^)
女性の目からみた台湾も聞いてみたいのが本音です。



まだまだ書きたい事は山ほどあるけれど・・・キリがいいので続きはまた今度♪

さて・勉強しなくちゃ・・・!


次こそ合格!
そして北京語始めたい!!!★






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最終更新日  2006年02月11日 22時59分59秒



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