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テーマ:ニュース(99916)
カテゴリ:ちょい時事
熱狂的人気に後押しされ
米国発の黒人大統領となったバラク・オバマ氏。 今は熱気に包まれているが ブッシュ政権の負の遺産を掃除するには 一筋縄ではいかないだろうし、加えてこの不況。 彼の道は茨の道であろう。 最初は熱狂している支持者も、時が経つと手厳しい意見を述べるだろう。 それほどに状況は楽観視出来ない。 ただ、やはり歴史は大きく動いた。 歴史的に見て虐げられてきた黒人が 経済大国アメリカの大統領に就任したのだ。 この出来事は単なるアメリカン・ドリームでは終わらない。 全世界の全ての黒人の星になったのだ。 オバマ氏も就任演説で語っていた。 『60年前、私の父はレストランに入ることを拒否された。 そんな男を父に持つ私が、今、あなたがたの目の前で 大統領に就任したのだ』 画面には彼の言葉を聞いて 大粒の涙をこぼす黒人の聴衆が映し出されていた。 何人もの黒人が歓喜の涙を流していた。 就任演説後、聴衆の黒人にインタビューをしていた。 かなり若い黒人男性がインタビューを受けたものの 『胸がいっぱいで…ごめん』と そっぽを向いて肩を震わし泣いていた。 これを見て私も涙が止まらなかった。 彼らの涙には、昔からの黒人の境遇が反映されていると思う。 現在の彼らの状況も反映されていると思う。 もともと、アフリカ大陸から我々人類の祖先は誕生し 身体能力も非常に高いのに 奴隷貿易や貧困、差別などで彼らは長い間辛い思いをしてきたに違いない。 白人だけが世界を動かしてるんじゃない。 努力すれば必ず報われる。 バラク・オバマという一黒人男性が大統領という立場でいる限り 世界中の黒人、ならびに色々な境遇の人たちに 得体の知れない勇気、やる気、希望となって 力の源になるのだと思う。 そういう意味でも、バラク・オバマ氏にはぜひ奮闘してもらいたい。 ちなみにオバマ氏のミドルネーム、フセインなんですよね。 ちょっと面白いです(^^)
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