こうして前回のウィンチクームはそれなりに楽しかったのですが
※楽しかったと言わざるを得ない！　じゃないと、あの時間を無駄に過ごした事になってしまうから。



8/29観光のおさらい
Happy指数 80 あのＳさんが観光案内をしてくれる！
Happy指数 100 コッツウォルズ観光【ピクニック編】
Happy指数 100 コッツウォルズ観光【まるでおとぎの家編】
Happy指数 50 コッツウォルズ観光　予期せぬ迷走
Happy指数 85 コッツウォルズ　偶然立ち寄ったウィンチクームで



コッツウォルズの一帯は、ロンドンから一番近い辺りでも
車で2時間はかかるところにあります。

それを今回のSさんの『迷走』で、さらにロンドンから離れてしまったのですから
帰りは2時間ではききません。

ウィンチクームを出発して17時。
夕飯……どうするの？(-"-;)
車内に充満する不穏な空気…

実は、当初私たちはSさんが車を出してくれるのだからと
夕飯はロンドンに戻ってSさんの家の近辺でレストランに行って食べようと計画していたのです。
Sさんと3人で行って、お礼にご飯はご馳走。英語ができるSさんと一緒ならメニューで迷う事もない。
ロンドン最後の夕食はいよいよレストランだ～♪と……





しかし、夜間の高速、ロンドンへの帰路は
3時間かかるのか4時間かかるのか分からない状態…
レストラン行きはかなり危ぶまれます。


通常、モモマロは車や電車などに乗ると超熟睡するタイプなのです。
帰りの車中でも爆睡……していたのですが、変な雰囲気に自然と目が覚めました。


あれ？　　何？

何？この違和感…


見ると母の顔も強張っています。

違和感の原因が分かりました。身体が不安を覚えるほどの震動…
Sさんがありえないくらいの猛スピードで
運転しているのです。


Sさんはとても気難しい人で、こちらから相談したり
あちらから提案があるなどして物事を準備だてる事ができません。
この時も同じ状況でした。

私たちは土地勘がないから現在地からロンドンに帰るまでの
おおまかな時間が分かりません。
もし帰宅予想が23時であればレストランは諦めざるを得ませんが仕方ない事です。
私たちは車を出してもらってるのですから、そこは駄々をこねるつもりはありません。


ですがSさんは私たちからの
「19時くらいに帰宅だろうから、それから皆でレストランに行こう」
という言葉に固執し
凄まじいスピードで車を走らせるのです！(￣ロ￣;|||




しかし夜間の高速は非常に暗く、大型トラックも多い。
交通量が激しい中、60歳以上の女性が猛スピード運転。

しかもさきほどの『迷走』のせいで疲れたものか、
時たま路肩に停車し無言で目頭を押さえている!!!!
そりゃあ、そうだ。疲れているでしょう。うんうん。

怖くなって
「19時に着けなくても仕方ありませんよ」
「どこか途中の街でご飯食べても良いじゃないですか」
「疲れたでしょうから、ちょっと仮眠してもらっても」
と色々話しかけるも完全無言。　ひぇ～～～何この人…





無言のまま発車し、しばらく運転。
(とにかく怖い！猛スピードだし)
そして10分間隔で停車し目をしばしばさせている…
(休んでくださいって言ってるじゃ～ん！)

母と私は後部座席で固まっていました。もう寝るどころではありません。
眠気に意識朦朧とした中の夜間の高速運転。

脳内に新聞の活字が躍ります(本当にこれが浮かびました)
あんなに怖い思いをしたドライブは初めてです。

今夜はロンドン滞在の最後の夕飯。
レストラン･ディナーを楽しみにしていたのは事実。

でももう良い！
そんなの良いから、安全に帰りたい。
私、27歳のまま死にたくない！28歳になりたい！
(この日は8/29。　翌8/30は私の誕生日です。)





結局、ロンドンのSさん宅に到着したのは22：15でした…
帰宅途中のSSで買っておいたサンドイッチをもそもそ食べるだけじゃ味気ないし腹の虫がおさまらんので
ずうずうしくも提案したモモマロ。

我が家は食事の際にお野菜を食べないのはご法度なのです。
何も分けてくれないんだから、言っちゃいますよ自分から。ええ、言っちゃいますよ。
後にSさんは母に「お嬢さんしっかりしてるのね」と言ったそうです。　…どうも。



そして極めつけは最後。
「アクシデント」で帰宅が22時過ぎ、これからご飯を食べてお風呂に入るというのに
Sさん、一言。

ここまで来て、てめぇんちのルールに従えるかッッ!!!!
超法規的措置じゃ！23時過ぎてもシャワーは使うけんのぅ！(▼皿▼#)

脳内ではこう叫びましたが
現実のお口にはフィルターをして、優しく申し出ました。

申し訳ないですけど、この時間から色々始めますから、
時間過ぎる事もあるかと思います。ご理解下さい。(ニコッ)




遠い所に案内してくれた事は
まことにありがたい事で、私たちも素直に感謝したいのはやまやまです。


しかし、どぉぉ～～～～～～～～～しても手放しで感謝できない
何ともほろ苦い一日になったのでした。疲れた…(*Д*;)



さあ、次回は8/30の日記！
ロンドン滞在最終日にして私の誕生日です★

お楽しみに♪

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