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テーマ:今日の出来事(291388)
カテゴリ:GOGO★一人暮らし
タイトルの通りである。 我輩は我輩の邸宅に現るる 小さき、しかし狡猾な敵と 対峙しているのである。 敵の攻撃範囲は流し下扉収納。 ある朝を皮切りに、敵の猛襲は始まった。 ■1日目:夕食準備時 パスタの袋に穴が開いている。どこかに引っ掛けたか。 穴を観察すると縁が山切りカット状になったひし形の穴が開いている。 この時、敵襲を予感したが、生まれてこの方鼠害を受けたことがないため 期待を混めて楽観視した。袋の穴の周辺のパスタを捨て容器に移し替える。 敵襲を思うと肌が粟立つ。 ■2日目:朝食準備時 流し下の扉を開けると、ざっという音。 押し麦(麦ご飯の元)がこぼれ落ちる。 入り口が輪ゴムでしっかりと閉まっているのは前日と同じなので 口が緩んでこぼれたわけではない。 前日との違いは袋にひし形の穴が開いて、そこから押し麦がこぼれている事。 敵の侵略は疑う余地もない。開戦だ。 しかし戦いの火蓋が切って落とされた、とは言えない。 残念ながら攻防の体をなしていない。なす術がないのだ。 罠を仕掛けても、討ち取った敵将を誰が処理するのであろう。 我輩は絶対にイヤである。泣いちゃう事必至。 対抗策の思案に暮れる一方、我輩の陣営に備蓄せし食糧は ことごとく敵襲を受けた。 以下、被害記録である。 ■2日目:夕食準備時 別のパスタに穴を確認。撤去。 ■3日目:深夜・煮物作成時 流し下からみりんを取り出す。次の瞬間ドバドバと盛大に流れ落ちるみりん。 瞬間的に状況を理解した我輩は恥ずかしながら放心状態になり 穴の開いたみりんのボトルを持ったままフリーズしたため おびただしい量のみりんが流出し、服も台所床もみりんで汚染された。 千々に砕かれしボトルの破片は、流し下に骸の如く無残に散っている。 あらゆる箇所がみりんでベトベト。甚大な被害である。 結構良いみりんなのに畜生。 深夜2時まで清掃は続いた。 ■4日目:朝食準備時 前夜の清掃で空になった流し下に、濡れた小さな足跡が認められる。 しょうが湯粉末の袋と海藻の袋に穴を確認。 毎朝、毎晩である。 我輩を愚弄する不届きな鬼畜鼠兵。許すまじ! 目下の計画は燻煙式ネズミ忌避材を散布すること。 潜入口らしき場所は完全に封鎖するよう専門機関には依頼した。 敵の殲滅が目的ではない。我が領土からの撤退を求めるものである。 -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- * -- 「お前んちネズミ出るのかよ」とドン引きされても構わない。 東京の下町に住む者の体験として記すものである。 というか階下が惣菜屋なので予測できる事態ではあった。 でも建物入り口が対面式店舗なので防犯面は申し分ないんだよね。 しっかし、コンタミ怖いよ(〒ロ〒) どうか直接対決ありませんように。 ランキング参加中★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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