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皆さん、つげの櫛そご存じですか?
聞いたことがある方も、若い方でしたらお母さんやおばあちゃんの世代が使っているイメージがあるかもしれません。 100~1,000円ほどでクシが買えるこのご時世に クシが一本 10,000円すると聞くと驚きかもしれませんが [歯が折れにくい] [静電気が起きない] つげのクシは、ほぼ一生ものとして使えて、髪に最大限に良い夢のようなクシなのです。 手入れとしては純正の椿油を月に一度染み込ませるくらいで、注意点は水に絶対に濡らさないことだけ。 それだけで、高いトリートメントなんて買わなくても良くなる ヘアケア法の完成です。 肌や髪への浸透が良い椿油は、昔から日本女性の髪のお手入れに欠かせませんでした。 しかし椿油はそのまま髪につけるとべっとりと重たく、キューティクルの保護には良くても、見た目に悲しいことになってしまうのが難点です。 しかしつげのクシあら予め染み込んだ椿油が 髪をとかすたびに少しずつ髪に浸透する仕組みなので べっとりした感覚がないのに とかすほどにまとまりの良い艶やかな髪に変わっていくのです★ ※効果は速効性でなく、使い続けると髪質が改善されるイメージですが 私の場合は使って二回目でも天使の輪の輝きが増したのを実感できました。 加えてつげのクシは木製なので髪に大敵である静電気が発生しません。 毛先が傷んで広がりやすくなるのも、痛んできて色が明るく感じるのも静電気で少しずつダメージが蓄積されるから。 つげのクシなら静電気はゼロ。この感覚は癖になります。 ※豚毛100%のブラシを使ってたときも、多少のパチパチ感は感じてたので、やはり木製は違いますね。 つげのクシは検索すると2,000~4,000円で見つけられますが、そのような安価なものは中国産のつげ。 つげは、鹿児島産の薩摩つげの方が、外国産に比べ、年輪が密集して折れにくく、優れた材質なので 本当に質の良いつげ櫛は櫛としては驚くほど効果なのです。 でもつげ櫛を手にすると、何をしても毛先がパサついて高価なトリートメントを買い漁ってたあの時代がバカらしくなりました。 良いものは、良いから長く使用されているんですね。 櫛を使う時間が贅沢に感じられる、そんなプレミアム感をぜひ。
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最終更新日
2014年03月01日 23時52分02秒
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