テーマ:楽器について♪(3647)
カテゴリ:音楽
昨日、うちの看護師長さんが倉庫を掃除していると、大正琴が出てきた。
「この大正琴は誰の?」 私はうちの職場で一番在籍年数が長いので、師長さんでわからないことは私に回ってくる。 その大正琴は初代の師長さんの物で、退職される時に施設に寄贈された物。 誰も弾かなくなって早や数年・・・ 倉庫で眠らせておくのももったいないので、私の部署(リハビリ科)で貰い受けることにしました。 大正琴は左手で番号の書かれたボタンをピアノのように押して、右手で弦を鳴らすのです。 楽譜はすべて番号で書いてあって、♭はなくすべて♯で表わされる。 地域のボランティアのおば様達が弾いているのを何度か見たことはあったのだが、触るのは今回が初めて。 ピアノを10年以上やっていた私は正直あなどっていました。 「ボタンを押して、弾くだけやん」 甘かった・・・(^。^;) ボタンの間が広いとこと狭いとこがあるし、ピアノの黒鍵のように配列されているようで微妙に違うし。 楽譜は4分音符や8分音符で書いてあるわけじゃないので、曲自体がわかってなければ、リズムもわかんない。 知ってる曲で、難しい奏法の必要ない曲なら何とか弾けましたが、途中で「あれ、間違った」とか「違うトコ押してしまった」なんて事もしばしば(汗) こりゃ、基礎練習をキチンと積んでからかからねば難しい奏法の曲は弾けないな~と思いました。 当面の私の目標は「影を慕いて」(←知ってます?古い歌です)という曲を前奏から後奏まで弾きこなすことです。 今日は知床世界遺産登録記念に「知床旅情」を弾いて、患者さんがそれに合わせて歌ってくれました。 必死で大正琴を弾く私を見て、患者さんが一言。 「先生、仕事より今の方が難しい顔してるで~(笑)」 仕事の方が全然簡単ですぅ~(T-T) 大正琴恐るべしっっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月16日 00時42分18秒
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