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テーマ:山歩きの楽しみは・・(375)
カテゴリ:スイス
8月はあんなに天気が悪くて寒かったのに、 9月になって、正確には8/31からいい天気が続いているスイスです。 気温も上がり、一時30度近くまで上がった日もありました。 いまさらジローだよ、スイス。 でも、天気のいい日はうれしーーーー! さて、またかよーと思われる方も多いかと思いますが(笑) タイトル通り、ハイキング三昧の私です。 先週火曜日、30度近くまで上がった暑い日、いつもの「ハイキング・クラブ」を決行。 チューリッヒ州西部のDielsdorf(ディールズドルフ)から、 お隣のアルガウ州・Baden(バーデン)まで。 この2つの町の間にはLägeren(レゲレン)という山(スイスでは丘レベル)があって、 南もしくは北から見ると、横に長ーい台形っぽい形をしていると思います。 一番高いポイントが859mで、一度850mくらいまで上がってしまうと、 しばらくは平坦で、そんなにアップダウンのない山です。 まずDielsdorfから上がっていくと、 小さなお城のあるRegensberg(レーゲンズベルグ)という村に着きます。 周辺から見たRegensberg Regensbergの村内とそこからの展望 かわいらしい建物が多くて、ちょっとしたプチトリップにオススメです。 村を過ぎてから、しばらく上り続けると、視界が開けてきます。 (上)北方面:ちょっと向こうはドイツ。 (下)南方面:チューリッヒ湖が見えます。 右端に移っているのは、チューリッヒ市内で一番高い山・Uetliberg(ウエトゥリベルグ・871m) さてさて、景色もよく、なかなかオススメのハイキングコースなんだけど、 ここはBergweg(直訳:山道)と言って、赤いマーキングがされているコース。 きれいに整備されたWanderweg(ウォーキング・ハイキングコース)とは、ちょっと違います。 それでもBurghornというこの山で一番高いポイントまでは、そんなに難しくありません。 が、そこからBadenまでの道のりが大変だったー。 WanderwegでBadenまで下りるルートもあるんだけど、私達は引き続きBergwegを選択。 標識の下には、「岩が滑るから注意!」と書かれてました。(あとで後悔・苦笑) この山、南もしくは北から見ると、穏やかな表情をしているんだけど、 側面から見ると、かなり薄くて、尖った感じなんじゃないかな。 尾根をずっと歩いているんだけど、崖っぷちを歩いていたような感じで、 手をついて体を支えなきゃ行けないポイントがほんとにたくさんありました。 下は超急斜面、滑り落ちてしまうと大ケガもの。 この岩のルートは永遠に続くかと思ったくらい、大変でした。 このBurghornからのBergwegのルートを取らなければ、 4時間のハイキングコースだったのだけど、 最初のRegensbergに上がるのに、道を間違えて時間をロスったのもあったし、 この岩場はじりじりとしか進めず、トータル7時間のハイキングとなりました。 暑かったのもあって、岩場で途中何度、もういやぢゃーと思ったことか。 目的地のBadenに着いたときは、ほんとホッとしました。 まさか、チューリッヒ近郊にこんなに難しいコースがあるとは思わなかった。 正直、私のスイスでのハイキングで一番大変なコースでありました。 (もちろん私が行ってないだけで、本格的に大変なのは、山ほどございます。) ************************************** さて、先日の土曜日は、朝4時起き! で、トイレに。 いやいや、トイレも行ったけど、家を5時前に出て、インターラーケン方面へ。 覚えてますでしょうか、7月にグリンデルワルドに2泊3日でハイキングに行ったことを。 そのとき、歩きたかったコース、ダンナの膝の故障のため断念し、くやしい思いをしたことを。 それはシニゲ・プラッテ(Schynige Platte 2068m)からスタートし、 ファウルホルン(Faulhorn 2686m)を通って、 フィルスト(First 2168m)の尾根を行く約6時間のコース。 そのリベンヂに行ってまいりましたー。 結論はできましたっ!! ( v ̄▽ ̄) 最初は2500mに向け、時に緩やかに、時に急な上り。 急な上りで、急に筋肉を使ったためか、ダンナ両腿にヘンな筋肉痛に襲われ、 途中ヤバイかもと思うこともあったけど。 心配だった膝より、そっちで大変だった(苦笑) ダンナのペースでゆっくり進んだので、私にとっては楽勝なトレッキングでございました。 普段ハイキングばっかしているので、かなり鍛えられてたのもあるかも。 ダンナをかばいつつ、一人一本使っていたスティックもダンナにあげ、私って、頼もしいわ~♪ (フツー、こういうとき、男の方が頼もしくない?笑) 途中、NZのMacPacのバックパックを背負い、NZトレッキングスタイルの凛々しい人を見て、 あー、うちのダンナがこんなんだったらなー、なんて思っちゃったことも。(ここだ毛の話・笑) まーね、どぉ~しても歩きたかったのは私。 一人で行くことも考えてたんだけど、ダンナも行きたいって言うし、 やっぱり美しいものは、ふたりで共有したいしねー。 それでは画像たっぷりで、今回のトレッキングの様子をどうぞ♪ スタートから1時間ほど。見えるのはトゥーン湖(Thunersee)。 ファウルホルンまでの道中の景色。 向こうからブリエンツ湖(Brienzersee)、Sägistalsee、手前は名無し?の湖。 左端からアイガー・メンヒ・ユングフラウ。 アイガーの下に見える白い線は、グリンデルワルド~クライネシャイデックの線路。 右の雪のない崖の山は、メンリッヒェン。 ファウルホルン周辺。 左上:西から見たファウルホルン。左下:正面から見たファウルホルン。 ファウルホルンにはホテルがあります。 右上:トゥーン湖が少し見える。右下:ブリエンツ湖。 ファウルホルンから下り始めて見えた、バッハアルプ湖(Bachalpsee) もう一度、バッハアルプ湖。 念願のトレッキングができて、しあわせーな私でございました。 4時に起きて、家に着いたのは22時。 さすがにバタンキューでした。 ◇おま毛の画像◇ 題して、「アルプスの日常?!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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