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カテゴリ:できごと
あっっちゅうまに9月になりました。 ここのところ、平日は雨、週末になると天気がいいという日が続いております。 今年の夏は夏らしい日だったのが数えるほどで、終わってしまいそう。 この夏はふたつの結婚式にお呼ばれしました。 どちらも天気がいまいちな日々が続いた後、当日はとても天気がよくなりました。 二組とも日頃の行いがいいんでしょうね。 一組目は、ご近所仲間のkotomichiちゃん夫婦 役所婚は去年の6月にされており、もうとっくに正真正銘の夫婦なんですが、 教会式やパーティなどは、1年待った今年の6月に行われました。 結婚式は6月下旬にあり、まさにドイツ語試験の直前、 招待状をいただいたときは正直どうしようか考えましたが、 やっぱりお祝いしたかったので、出席させてもらいました。 出席して、すごくよかった! まず教会式。 ところどころ、ご近所仲間のエリソンさんの通訳が入り、 牧師さんの言葉も日本語になると、すーっと心に入っていきました。 ドイツ語だとなんとなくはわかっても、心に染みるとこまではまだなかなか。 エリソンさんの通訳がよかったのも、とてもあります。 kotomichiちゃんもうるっときていました。 教会式のあとは、教会の外でアペロ。 * アペロは日本でいうとこの二次会のような感じ。 スイスでは挙式、アペロ、そしてパーティの順番が主流です。 数日前までの天気の悪さがウソのように、青空が広がっておりました。 その青空に向かって、みんなで風船を飛ばしました。 kotomichiちゃんのブログに、その様子の写真がありますが、 ポストカードというか映画のようないいショットです。 アペロの後は、新郎新婦の乗ったクラシックカーを先頭に、クラクションを鳴らしながら、 パーティ会場であるドイツのインゼル・マイナウ(花で有名な島)に移動。 スイスで今まで何度か結婚式に呼ばれてるけど、パスポート持参なのは初めてのことです(笑) パーティは家族・親戚の方々が考えた企画やゲームでなごやかに過ぎていきました。 私がこの結婚式に参加して、一番感動したのは、家族・親戚の方がとても温かかったこと。 私とご近所仲間のY子さんを前に、スイスドイツ語から標準ドイツ語にすんなり換えてくれ、 たくさん話しかけてくれました。これができるスイス人って、結構少ないのよっ。 そして、この結婚式を仕切ってくれたkotomichiちゃんの義理の弟さん、 パーティが始まる前に、Y子さんと私に言いました。 「今日は来てくれて本当にありがとう。 ふたりが今日ここに来てくれたことがとてもうれしいし、 kotomichiや僕達にすごく意味があることだ。」 これを新郎新婦でなく、義理の弟さんの口から出てきたことにとても感動しました。 kotomichiちゃんは、旦那さんの家族からとても大事にされているんだなーって。 ほっこりと心が温かくなったステキな一日でした♪ kotomichiちゃん、マイケル、末永くおしあわせに~ ************************************** そして二組目は何度か日記に登場している、長い遠距離の末にゴールインのH&Hコンビ 8月の下旬にあった結婚式、こちらも数日前まで雨の寒い日々が続いておりましたが、 当日は久しぶりに夏が戻った、まさに結婚式日和の天気でした。 まずは教会式から。 スイスで今まで見てきた教会式では、新郎新婦が一緒に入場してくるパターンと、 新婦が父親と一緒にバージンロードを歩き、新郎がそれを待っているパターンがありましたが、 今回は父親とバージンロードを歩いて新婦がやってきました。 すでに教会の中で待っているH男、教会の入り口にドレス姿のHさんを見て、 目が赤くなっていたのを、私は見てしまいました。 これにとても感動しちゃいました (゚ーÅ) ホロリ Hさんがスイス移住の決断をするまで、 うーーーーんと うーーーーーーーーんと H男が辛抱強く待っていたのを、私も3年以上垣間見ていたから、特にね。 教会式の後は、近くのレストランでアペロ。 ここのレストランの名前、 私のスイスドイツ語の教科書に出てくる一家が経営しているレストランと同じ名前。 勝手に訳すと「子馬ちゃん」(笑) 教科書に使われるくらいスイスでありがちなレストランの名前だったけど、 なんとレストラン・子馬ちゃんでは、 SUSHI が出ました~ \(>▽<)/ 今回特別なのかと思ったら、普段からやっているそうで、 こんな田舎町で寿司を提供しているとは、とびっくりいたしました。 お味もなかなかグーでございまして、ウェイター達が次々といかがですか~? とテーブルに運んできてくれ、一緒に座っていたスイス人カップルとうちら、 他の食べ物もあったのだけど、それにはほとんど目もくれず、 寿司がほしいですーとリクエストしまくり、寿司ばっか食っておりました。 もちろんお約束の新郎新婦の食べさせ合いっ子もありました、寿司でね。 このアペロの会場には、新婦のヘアメイクを担当したShihoさんもいらっしゃっていて、 結婚式のヘアメイクをお願いしたチューリッヒ近郊の日本人は多いと思いますが、 私もその一人でして、4年ぶりに再会しました。 私達夫婦のことも覚えてくださっていて、とてもうれしかった~。 相変わらず、フレンドリーでステキな方で、 スイス生活始まったばかりのあのとき、Shihoさんと話すことでなんか心が軽くなったし、 私も何年後かには彼女のようにしっかりしてたいなーと思ったのを思い出しました。 で、4年ぶりに会ったShihoさんに言われたんだけど、 うちら夫婦の顔が似てきたって! 実はこう言われるの3人めなんだけど、うちらの顔を知ってる方、どう思います?(笑) ま、連れ添っていると似た感じになっていくんでしょうかね~。 まだ結婚して4年弱の甘ちゃん夫婦のうちらですが。 ほか、ゲームがあったり、スイスらしくアルプホルンの演奏もあったりの楽しいアペロ、 新郎新婦はもちろん、日本から来たゲスト達がアルプホルンを吹くのに挑戦されてました。 私も別の機会に吹いたことがあるけど、結構難しいのだ。 吹けてもマヌケな音が出ることが多いし。 新婚☆ラブラブカップルとアルプホルン演奏隊 その後はパーティ会場に移動。 会場は空港のそばにあり、離着陸の様子が見えたり、 レストラン内も飛行機ヲタクにはたまらない作りになっていました。 ヲタクの一人であるH男のチョイスに違いありません(笑) ちなみにうちのダンナもヲタクの一人、H男とよく飛行機の話で盛り上がってますから。 女にはついていけねぇー。 パーティはお琴の演奏、ゲーム、スライドショーなどで楽しくなごやかに過ぎていきました。 ほとんど新郎の友達が企画したもので、彼の人柄も感じられたし、 そして、どの企画にも日本語の通訳が入り、ゲスト全員が楽しめるものでした。 私も幹事に頼まれて、事前にゲームの翻訳のお手伝いをさせてもらいました。 パーティの最後には新郎の父より挨拶がありました。 これは新婦のHさん、そしてHさんのご両親に向けたもので、 HさんがH男と結婚しスイスに移住する決断をしたこと、 そして、Hさんを遠くの国に嫁がすことを許してくれたご両親への感謝の言葉でした。 Hさんにもわかりやすいように、お父さんはゆっくりの標準ドイツ語で話され、 ご両親にもわかるように、その後通訳が入りました。 自分にも重なる部分があること、 そして何より新郎の家族がHさんを心から迎え入れてくれていることに、 感動し、心がとても温まりました。 とてもとてもステキな結婚式でした。 Hさんのスイス生活は始まったばかり。 いろんなことがあると思うけど、H男ほどいいヤツはいないと思うし、 これから何があっても、H男はあなたのことを全力で守り抜くと思うよ。 そして、H男の家族も友達もみんなホントいい人ばっかり。 みんながあなたのことを支えてくれるでしょう。 私達も力になるからね。 H&Hコンビ、またの名を 「でら☆ばかっぷる」 Be でらでら Happy * でら=Hさんの出身地の方言で、「とても」の意。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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