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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9162)
カテゴリ:スイスで不妊治療
2007年以降の私は、相変わらず、人の言動に振り回されることもあるものの、 前向きに頑張ろうとしていた。 2007年の前半は、ドイツ語の試験勉強に打ち込んだ。 当時、大きなコンプレックスがふたつあって、ひとつは親になれないこと、 そして、もうひとつはいつまで経ってもドイツ語が下手くそなことだった。 親になることは、正直努力ではどうしようもない。 一方ドイツ語は、努力次第である。 自分の時間だけはたっぷりある、 このコンプレックスを取り除きたかったし、今がチャンスだと思った。 そして、ドイツ語が下手くそなまま親にはなりたくなかった。 何かに打ち込んでいると、悩み事が薄らいでいく。 あのときに試験を受けることにしたのは、今になっても本当によかったと思う。 そして、その頃不妊検査・治療が本格的に始まったのも、 やっとこスタートラインに立てたと、精神的にもよかった。 試験が終わり、2007年の後半、私は新しいことをふたつ始めた。 新しいことを始めると、新しい出会いもある。 今までの私の周りは、子持ち主婦、いずれ子供がほしい主婦、そんな人が多かった。 新しい出会いによって、全然違う方を向いてみると、 主婦としてだけじゃなく、何か自分のしたいことに取り組んでいる人が結構いた。 その中には子供がいない人も多く、とても生き生きしているように見えた。 そんなステキな女性達は、子供がいる家庭をずっと思い描いてきた私に、 子供がいない将来もあるんじゃないか、と思わせてくれるきっかけにもなった。 それからの私は、治療もリミットを決めて、自分達が納得行くまでしようと思ったし、 そうしつつも、子供がいない将来(Plan B)も視野に入れつつ、 何が自分にできるのか、探し始めていた。 そして、やるだけやって子供ができないときは、自分達はそういう運命だったってこと、 そう受け止めよう、ダンナとこれからふたりで人生楽しもう、って思えるようになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.28 03:44:59
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