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統一協会の元信者のメモ

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2023.06.18
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カテゴリ:親父という人。
昭和43年 11月2日。
とても寒かったのでオーバーコートを着て出かけたのを覚えています。
“するめいか”を3枚、持って親父と一緒にクリスチャンAさんの家を訪ねました。

クリスチャンAさんの家でもストーブにヤカンを掛けていたので、
私が『小母ちゃん、“するめいか”を焼かせてろうてもええ?』と聞くと、

クリスチャンAの奥さんは、『ええでぇ。(スルメを)焼いたげるさかい、こっちにちょうだい。😊』と言ってスルメを焼いてくれました。

クリスチャンCさん:『今日はチキンラーメンを持ってこんかったか?😊』

私:『うん。噛んだら音がするから、今日はを“するめいか”を持ってきてん。』

クリスチャンCさん:『そうかー。😊』と言って、

親父とクリスチャンA、B、Cさんは車座になりながら、誰かが、
『子どもでも、いろいろ考えるんやなぁ。』と言っていました。

この夜は《ヨブ記》について話し合っていました。

《ヨブ記》を理解することができたなら複雑怪奇な旧約聖書を理解することが出来るのだそうで、、、、

この夜の聖書の話は《ヨブ記》で、『4人がヨブ記を理解しきるまで徹底的に《ヨブ記》をやる。』という事でした。 私には複雑怪奇で訳の分からん内容の話でした。

なので、ただ、じ・・・・・っと、スルメが焼けるのを待っていました。
で・・・・
スルメの身の方が焼けた頃、

親父が、
『ぼちぼち、スルメの身の方が焼けた頃やろ? スルメの身の方を、こっちにちょうだい。』
と言うと、

クリスチャンCさん:『子どものイカを取ったらあきませんやろ?!』

親父:『娘にはスルメの足を囓らしといたらええさかい。』

お盆の上で焼いたスルメを熱いうちに食べやすい大きさに裂いていて、お茶請けにしていました。

しばらく経ってスルメの足も焼けた頃、

親父は、
『スルメの足が焼けたら、クリスチャンAの奥さんと、スルメの足を半分ずつして食べるんやで。』と言いました。

が、、、、

クリスチャンAの奥さんは、
『ありがとう 😊 だけど、私は、歯が悪いからスルメの足は堅くて食べられませんのんで、すんません。』
と言いました。

私はスルメの足をクリスチャンAの奥さんに半分に裂いてもらって、
『小母ちゃんもスルメの足を“飴ちゃん”みたいに舐めてたら美味しいよ、だんだん柔らかくなってくるし。美味しいよ。』
と言ってイカの足を半分ずつ食べました。

《ヨブ記》について議論が白熱しているとき、クリスチャンAさん宅の玄関の引き戸が勢いよく開けられ!

お巡りさんが二人入ってきました。

お巡りさんα:『女の子が居る。』

お巡りさんβ:『初老の男が3人も居るがな! 中年の男も一人居る。』

クリスチャンAの奥さん:『(驚きの表情で(;゚Д゚)!)何かあったんですか?!』

お巡りさんβ:『初老の男、3人が、女の子に悪戯をしている。という通報があったので来たんやけどな。』

クリスチャンCさん:『すみません。子供のイカを食べてました。お嬢ちゃん、ごめんなぁ。(゜_゜;)』

お巡りさんβ:『あんたは何歳?』と私に問いかけた。

私:『8歳です。』と返事をしました。

お巡りさんβ:『此処で、何を、やっとったん?』と私に問いかけた。

私:『此処の小母ちゃんに“するめいか” の足を焼いてもろうて食べてました。』と返事をしました。

お巡りさんβ:『ほんまの事を言うんやで。お巡りさんが居るから、何も怖がらんでええから。』と私に言いました。

私は、( ゚д゚)ポカーンとして、『此処の小母ちゃんに“するめいか” の足を焼いてもろうて食べてました。』と食べかけの“するめいか” の足を見せて返事をしました。

クリスチャンCさんが、『すみません。子供のイカを取って食べてました。(´;ω;`)ウッ…』とお巡りさんに申告すると、

お巡りさんβ:『取って食べたんはイカだけか?』と言った。

クリスチャンCさんが、『はい。イカだけです。(´;ω;`)』と返事をしました。

お巡りさんβ:『小さな女の子が、この家へ連れ込まれて、初老の男に、悪戯をされている。という通報があったから我々が来たんやけど、通報された話と違うなぁ。』

クリスチャンCさんは、『悪戯?我々が、この子に? あんた等は、我々が、この子に悪戯をしたと因縁を付けに来ましたんか?!😠』と全身を震わせて怒りの抗議しました。

お巡りさんβ:『我々は、小さな女の子が、この家へ連れ込まれて、初老の男に、悪戯をされている。という通報があったから、来たのであって、因縁を付けに来たんと違うで。』

親父が、『通報があったから来た。というのやったら、通報した相手が居るやろ? 通報してきた人は、何処の何者や?』と話しに割って入った。

お巡りさんβ:『あんたの名前は? この家の人とは、どういう関係や?』と親父に言った。

親父:『俺の名前は、やま〇〇 いしまつ、や。この家の主と友達で、その子(私)の親父や。』

お巡りさんη、βは、『Σ(゚Д゚;エーッ!』と大変驚いていました。

お巡りさんβは、『この中に、あんたの、お父さん、は居る? 指さして教えてくれる?』と私に言った。

私は、『私の父ちゃんです。』と親父を指さした。

お巡りさんβ:『あんた(私)は、此処で、何を、やってたんや?』

私:『此処の小母ちゃんに“するめいか” の足を焼いてもろうて食べてました。』と言って、
もう一度、食べかけの“するめいか” の足を見せた。

お巡りさんβ:『その“するめいか” の足は、どないしたんや? 何処から持ってきたんや?』と私に問うた。

私:『家にある“するめいか”を持ってきて、此処の小母ちゃんに焼いてもろうて、父ちゃんと、オッチャンらは歯が悪いから身を食べて、私と小母ちゃんは歯が丈夫やから足を食べとんねん。』

お巡りさんβ:『あんた(私)に、一寸、聞きたいねんけどな、あんたの、お父ちゃんと、このオッチャンらは、此処で、何を、やっとったんや?』

私:『「せいしょ」いうてイエスさまの本があるねんな、父ちゃんと、オッチャン等は、イエスさまの本を読んで話をしとんねん。』

お巡りさんβ:『それで、あんた(私)は、何を、やっとったんや?』

私:『此処の小母ちゃんに“するめいか” の足を焼いてもろうて食べてました。“するめいか”は家に、あるヤツを持ってきてなぁ、ここの小母ちゃんに焼いてもろうてなぁ、オッチャン等は歯が悪いから、“するめいか”の身をあげてん。オッチャンが“するめいか”の身を取ったんと違うねん。』
と私は説明しているところへ、

刑事が来た。

刑事:『遅なってすまん。』

お巡りさんβ:『急な連絡やったさかいしょうがないですわ。』

刑事:『男が、ぎょうさん(たくさん)居るやないか!』

お巡りさんβ:『あんた(私)、もう一遍、説明してくれる?』

私:『はい。』

刑事:『何でや?子供に事情収取しても要領がえんやろ? 大人に事情収取せんか。』

お巡りさんβ:『とにかく、この子供の説明を聞いてください。』
と後から来た刑事に話していた。

次ぎに、お巡りさんβは私に、もう一度、同じ質問を繰り返し、私も、同じ返事を繰り返しました。

刑事:『「せいしょ」というイエスさまの本というのは、どういうモノや?』

と、親父とクリスチャンA、B、Cさんは容疑者扱いでした。

クリスチャンCさんが、『私が代表で返答しても宜しいですか?』
と、クリスチャンAさん、Bさんと、親父に問いかけて、クリスチャンCさんが教会の長老ということで代表して質問を受けることとなりました。

クリスチャンCさん:『「聖書」というのは、これです。』といって創世記、第一章を読み始めました。

クリスチャンCさんは刑事さんの『「せいしょ」というイエスさまの本というのは、どういうモノや?』という問いに・・・・・

旧約聖書の創世記、第一章から朗読をはじめました。

教会で聖書を読むように大きな声で、クリスチャンCさんは朗読をはじめました。

『創世記
第一章
はじめに神は天と地とを創造された。

地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。

神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。
神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。


神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。
そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。
神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である。


神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。
神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。
神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。
地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。 夕となり、また朝となった。第三日である。


神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、
天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。
神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。
神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、
昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神は見て、良しとされた。
夕となり、また朝となった。第四日である。


神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。
神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。
神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。 夕となり、また朝となった。第五日である。


神はまた言われた、「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。そのようになった。
神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。
神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。
神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。
神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。
また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。
神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。


第二章
こうして天と地と、その万象とが完成した。
神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた。
神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。


これが天地創造の由来である。
主なる神が地と天とを造られた時、
地にはまだ野の木もなく、』


まで読んだところで・・・・・・

刑事さんが、『何処までよむつもりやねん?』

クリスチャンCさん:『お望みでしたら、4人が交代で、ぶっ通しで最後まで読みますよ。』
と偉い気合いが入っておりました。

刑事さん:『その分厚い本を。』

クリスチャンCさん:『はい。』目が据わっておりました。

刑事さんは私に、『あんた、ほんまに小学3年生?』と聞いた。

私:『はい。小学3年生で8歳です。』

刑事さん:『ほんまに?大人並みの受け答えをするねんけど、なんや気色悪いなぁ。』
と、私は刑事さんに不気味がられておりました。

     ********************
(そうです。だから近所のオッチャンが幼少の私に【妖狐】という、あだ名をつけましたんやがな)
     ********************

刑事さんは同じ質問を、何回も、何回も、何回も、何回も・・・・・雑談を挟みながら、繰り返していました。

だけど、クリスチャンCさんに聖書は読ませませんでした。

刑事さんは仕事だから質問を繰り返さなければいけない。

クリスチャンCさんは刑事さん達に【聖書】を読んであげたい。

とうとうクリスチャンCさんは、
『あんたらは、ズカズカと人の家に踏み込んできて、【聖書】とは、どういうモノか? と聞くばっかりで、【聖書】の内容を、いっこも聞こうとはせんやないか!! あんたらは、この家に、一体何をしに来たのや!!!』
と烈火のごとく怒りはじめました。

刑事さんも、「失礼します。はい。さようなら。」では帰れなくなってしまいました。

刑事さんは、お巡りさんβに
『たれ込みと偉い違うなぁ。』
といっていました。

クリスチャンCさん:『あんたらは、私の話を聞いていませんのか?!!!』
と、さらに激しく怒っていました。

刑事さん:『怒るのも尤もやと思うのやけど、我々も仕事ですから。』

刑事さん達は容疑者への職質から、一般人への対応へと話し方が変化してゆきました。

刑事さんは、
『此処だけの話ということで、口外はせんといて欲しいねんけど、垂れ込みの電話があったんですわ。β巡査、あんたから説明したって。』

お巡りさんβ:『名前は名乗らんかったんやけど、女の声で、「○○宅に小さな女の子が連れ込まれて初老の男に悪戯をされているから、すぐに助けに行ってあげてください。」という垂れ込みの電話があったんですわ。』

親父:『垂れ込みの電話が掛かってきたんは何時頃でおますのや?』

お巡りさんβ:『そうやなぁ・・・・(と、柱時計を見ながら)・・・・今から2時間半くらい前かなぁ。』

クリスチャンCさん:『2時間半くらい前というたら・・・・イシマツさんが、お嬢ちゃんを連れて来はった頃やなぁ。』

刑事さんは、『何か思い当たる事がありますか?』

親父:『思い当たる事と聞かれても、おまへんなぁ。』

クリスチャンCさん:『世の中には悪質な事をする人が居りますのやなぁ。』

刑事さんは、『そうですか。何か、ありましたら一報をお願いします。』
と言って、刑事さんと、お巡りさんα、βは、敬礼して帰りました。





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Last updated  2023.06.18 22:24:42
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