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カテゴリ:外食系
昨日の事。
仕事中、喫茶店で人と待ち合わせ。 場所は神谷町から徒歩5,6分かな。 早く着いてしまったので、一人で大好きなコーヒー飲もう!とうきうき店に入った。 初めて入る店でした。内装は落ち着いていてイイ感じ。 美味しいコーヒーが飲めそうな感じ。 中途半端な時間帯だったのでお客さんはまばら。 注文して、メニューぺらぺらみくってみたり、窓から見える新緑を眺めたり ちょっと本を読んだりしていると、いかにも最近入りました、という感じの オトコノコがおっかなびっくりコーヒーを運んできた。 こっちが気の毒になっちゃう位、一滴のコーヒーもソーサーにこぼすまい、と 頑張ってそろーりそろーりと持ってきた。 あまりに時間をかけて運んできたので、”コーヒー冷めちゃうゾ・・・”と ちらと思ったのも本当なのですが、"お待たせしました”といいながらコーヒーや ミルクをゆっくり置いてくれる手つきは丁寧で優雅で、ほっとできる感じ。 彼も無事コーヒーを置き終えて、ほっとした笑顔で”ごゆっくり”と。 にっこりし合って彼は戻っていった。 ”あの子が持ってきてくれたコーヒー美味しい・・・!”と思えて嬉しかったのです。 その後仕事相手も到着し、仕事の話をしていたのですが・・・。 突然店の奥から金切り声が聞こえてきた。 オトコノコと共にサービスにあたっている、超ベテランといったテイの女性。 どうやら、”もっとちゃんとスピーディーに仕事しなさいよッ!”というような ことを実例を交えながらくどくど言っている。金切り声で。 オトコノコの声はほとんど聞こえない・・・。(多分目を伏せて聞いているのでは・・) ワタシはいつもの悪い癖で、そっちが気になっちゃって、自分が一緒にいる人の話に うなづきつつ、心は上の空・・・。 確かに、忙しいときにもたもたしてちゃだめよね、それはわかります。 でも、次の一言にワタシはかちんときた。 ”そんなんじゃ客商売と言えないでしょっ!!”(超音波のような金切り声で・・・) その瞬間 ”ナ、何ですと!?”・・・という顔になってしまったのが 仕事相手にもわかってしまい、会話は一時中断・・。(ワタシもプロではないな・・) 客商売という言葉を持ち出すからには、そのベテラン女性は"お客様のために”という 気持ちは持っているのよね。 でも、最初お店に入った時、お水を持ってきてくれたのはその女性だったのですが、 全然忙しくないはずなのに、せかせかと歩いてきて、お水こぼれんばかりに どんっ!と置いていったのです。その時ちょっと”いらっ”ときたこと、そして ”この店期待できねーな”と思ったことも思い出した。 それなら、はらはらする程スローだけれど、丁寧ににっこりコーヒー置いてくれた オトコノコの方がサービスとして上だとワタシは思うのです。 そして、彼女が大事にしたいと思っている(ハズの)お客さんがいる空間で、 あの悲壮なまでの金切り声を聞かせるのはいかがなものか。 更に言えば、彼女のその声には、 "皆さんもそう思いますよね、私間違った事言ってないでしょ、お客さん!!” という気持ちもこもっているように思えた。 それがとっても鬱陶しかったのでございます。 サービス業ってとても難しいよねえ。。 ベテラン彼女の思う"サービス業像”があるとは思うのだけど・・・ズレてる・・よね。 でも、ワタシも思い出したな・・。遡るっちゃあ遡り過ぎだけど、 中学生の頃自分が得意だった英語を英語苦手な弟に教える時、似たような金切り声を 出した気がする。"なんでこんなのわかんないのっ!?”って。 その時母に叱られたのですよ。 "わからない人の気持ちを考えなさい”と。相手がどこがわからなくって苦しんで いるのか考えて、わかるように教えない限り、”教えた”ことにはならないって。 うーん、母、たまにイイコト言うのです。 あの一言がその後誰かに何かを教える時のワタシのバイブルになったことは言うまでもない。 自分のやり方や意見を押し付けちゃいけない、ってことですな。 あのオトコノコがしょんぼりせずに(もうちょっとスピーディーに) 頑張って働いてくれることを切に願います。。。 *またまた関係ない追伸* 先ほどテレビをつけたところ、大好きな『生瀬勝久様』のお姿が・・ 彼はワタシの好きな俳優さんの一人です。 でもなんだか面白くなさそうなドタバタっぽいドラマの番宣でした。 このドラマ見ることはないでしょう・・・。残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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