母からもらった器。
わたしの母は、もう何年も陶芸をやっている。 私は高校3年の時、美術を選択していて その時の美術の先生に、何がきっかけかは忘れたが、 母も私たちに混ざって陶芸を習う事になった。 それから、十数年ずっと器を作り続けている。 そして、先日帰省した時、素敵な器が家にあった。 もちろん、母が作ったもの。 妹は、よく母の作った作品をもらうが 私はキッチンが狭いためあまりもらったことがない。 でも、その食器はすごく素敵で”絶対欲しい!” と思ってしまった。 妹、曰くその器は母の会心の作ですごく気に入っていて 妹が何回か”欲しい”とお願いしたけど いまだにもらえない器らしい。 それを聞いて私は半分、あきらめた。 ”欲しい” と言えなくなってしまった。 そこで、父に相談して、なんとなく私が欲しいらしい意思を 父から母に伝えてもらった。 そしたら、母は渋りながらも 「いいよ。あげる。」 と言った。・・・意外。 私には弟の面倒を見てもらっているから・・。が理由。 やったー! なんだかラッキー。 弟の夕食は、確かに私が作っているが、それはそれで結構楽しいし 母からそれを理由に素敵な器がもらえるなんて。 どうもありがとう。大切に使うよ。 ↑ こういう深い器が前から欲しかった!