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momora族

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2007.06.30
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今日は、めずらしく、パパがお休みウィンク

風もあって、涼しいので、お外で2人で一輪車しております~OK

 

なので、書こうか、悩んだのですが、こぶた☆が借りてきた本について…書く事にしますスマイル

 

ちょっと真面目で、重いお話なので、興味のない方は、軽~く流してくださいねウィンク

実際、現在、老人介護している方には、不快な思いをさせてしまったら、ごめんなさい。

でも、私の感じたそのままを、書こうと思います。

 

 

小学校の図書の時間に、借りてくる本。

それぞれ、好きな本を選んで週に1回貸し出ししてくれます。

 

                     こぶた☆が借りてきた本。

 

本.jpg

 

                    「お母さん、ひらけゴマ!」 

 

実は2週、連続。

この前は、私が最初の1ページを読んだところで、

パパに交代して、読んでもらっていたので、私は内容を知りませんでした。

「こぶた☆も、一回しか読んでないし、ママ始めだけしか知らんやろ?」

「最後、悲しいところも、あるねん。」と、言っていました。

 

寝る前にお布団の中で読みました。

背景は、第二次世界大戦の日本。

正直…う~ん。なんか、つまらんなぁ…。なんで、こんな本を…?と思っていたんです。

 

戦争で、離れ離れになるとか…戦死してしまうとか…そんな感じかな?と。

 

ところが…

すぐに、時代はかわって、現代。小学生だった男の子は孫のできる歳。

もう、おじいさんになっていますびっくり

 

なに、コレ?すごい展開やな~と^^; 

 

そして、お母さんは…。

…………。

 

読んでいるうちに、涙が出てきて、止まらなくなってしましました。

最後はもう、号泣号泣 嗚咽…で、読めませんでした。

私の想像していたお話と、全く違ってました。

 

今、こうしてる間にも、涙がでてきてしまいます。

認知症のおばあちゃんと、その母を訪ねてやってくる息子のお話。

母子の絆。愛情。 それを描いたお話です。

 

といっても、小学生の本ですから、そんなに生々しいものではありません。

認知症といっても、おとなしい系の症状ですし。

キレイに、でも、キレイ過ぎでない… 

子供の本にしては、かなりギリギリのところまで、描いていると思います。

 

 

読み終わってから、何故、この本を選んだのかを聞いてみました。

 

       こぶた☆の答え…

           「おばあちゃんが、出てきたから。」 

 

確かに…。こぶた☆の選ぶ本は、だいたい決まってる!

魔女がでてくるか…、食べ物の本か…、そして、おばあちゃんが出てくる本。

 

 

実家にいくたび、おばあちゃんに遊んでもらって、今では反対にお世話して…

生活のなかでは、キレイ事ですまない、小学生1年にはヘビーな場面だって見せている

かもしれません。気になりつつ。

でも、大好きなおばあちゃんの全て、介護する側の大変さを自然と受け止めてくれている

ような気がします。

 

そして、すぐそばに住む、パパ方の94歳になるおばあちゃん。

こちらは、頭はしっかりしていますが、足が、悪いため、歩くのが困難。

義母が他界しているため、お義父さんの姉(未亡人で、子供のいない義理の叔母)が

一緒に住んでくれています。

ほとんど一人でお世話しているので、お義父さんは何もしないで、イイ顔ばかりで...と。

グチも最近、かなり増えてきています。

私も、こぶた☆と、ちょくちょく覗きに行っては、話をするくらいです。

 

ホントに大変なんですよね。介護って。 たぶん、想像以上に。

血のつながりってのも、よくもあり、悪くもあり…。

血縁の割り切れない思い…。義理方のけっして入り込めない辛さ…。

 

こぶた☆にとっては、大好きな、ひぃばあちゃん、そして、私の大好きなおばあちゃん。

2人とも、いつまでも、長生きしてほしいのです。

 

介護をめぐる、様々な凄惨な事件がニュースで流れるたび、胸がしめ付けられます。

 

この本のなかでは、息子は独立して一緒には住んではいません。

弟と、そのお嫁さんがみている設定です。

それもリアリティがあります。

いつも一緒にいる者の立場からすると、実際には、その裏に、もっと切実な思いや、

厳しい現実がある。

もちろん、それも、わかっています。

 

 

しかし、どちらの立場から読んでも、親子の愛情を、絆を、読み手に、押し付けることなく、

素直に描いている本ではないかと思いました。

 

介護している人にエールを送ります。

家族の協力、社会の支援、必要ですよね!

けっして一人で抱え込んではならないし、一人でできるほど簡単なものではないのです。

 

そして、私も、もっと何かできることを見つけていきたいです。

 

簡単なことではないですが。でも、希望をもっていきたいのです。

 

なーんて、偉そうなことを書いてしまいました^^;

 

でも、今の素直な気持ちです。がんばろうね!がんばっていこうね!みんなでスマイル

 

 

いや~!しかし!正直、小学校で借りてくる本で、

ここまで、号泣させられるなんて、想像もしていませんでした~^^;

 

なぜ、こぶた☆が、もう一度借りてきて、私に見せたかったのか…。

ただ単に選ぶのが面倒だっただけかもしれませんが…可能性あり?…^^;

 

そうであっても、心を動かされたこの本。素通りしなくてよかったです。

あんまり自身では本を読まない私ですが、この縁を深く感じて、

これからも母娘の絵本タイム、大事にしていきたいと思います~ウィンク

 

 






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Last updated  2007.06.30 14:31:38
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