テーマ:小学生ママの日記(28631)
カテゴリ:おこちゃまのいろいろ
今日は、めずらしく、パパがお休み 風もあって、涼しいので、お外で2人で一輪車しております~
なので、書こうか、悩んだのですが、こぶた☆が借りてきた本について…書く事にします
ちょっと真面目で、重いお話なので、興味のない方は、軽~く流してくださいね 実際、現在、老人介護している方には、不快な思いをさせてしまったら、ごめんなさい。 でも、私の感じたそのままを、書こうと思います。
小学校の図書の時間に、借りてくる本。 それぞれ、好きな本を選んで週に1回貸し出ししてくれます。
こぶた☆が借りてきた本。
「お母さん、ひらけゴマ!」
実は2週、連続。 この前は、私が最初の1ページを読んだところで、 パパに交代して、読んでもらっていたので、私は内容を知りませんでした。 「こぶた☆も、一回しか読んでないし、ママ始めだけしか知らんやろ?」 「最後、悲しいところも、あるねん。」と、言っていました。
寝る前にお布団の中で読みました。 背景は、第二次世界大戦の日本。 正直…う~ん。なんか、つまらんなぁ…。なんで、こんな本を…?と思っていたんです。
戦争で、離れ離れになるとか…戦死してしまうとか…そんな感じかな?と。
ところが… すぐに、時代はかわって、現代。小学生だった男の子は孫のできる歳。 もう、おじいさんになっています
なに、コレ?すごい展開やな~と^^;
そして、お母さんは…。 …………。
読んでいるうちに、涙が出てきて、止まらなくなってしましました。 最後はもう、号泣 嗚咽…で、読めませんでした。 私の想像していたお話と、全く違ってました。
今、こうしてる間にも、涙がでてきてしまいます。 認知症のおばあちゃんと、その母を訪ねてやってくる息子のお話。 母子の絆。愛情。 それを描いたお話です。
といっても、小学生の本ですから、そんなに生々しいものではありません。 認知症といっても、おとなしい系の症状ですし。 キレイに、でも、キレイ過ぎでない… 子供の本にしては、かなりギリギリのところまで、描いていると思います。
読み終わってから、何故、この本を選んだのかを聞いてみました。
こぶた☆の答え… 「おばあちゃんが、出てきたから。」
確かに…。こぶた☆の選ぶ本は、だいたい決まってる! 魔女がでてくるか…、食べ物の本か…、そして、おばあちゃんが出てくる本。
実家にいくたび、おばあちゃんに遊んでもらって、今では反対にお世話して… 生活のなかでは、キレイ事ですまない、小学生1年にはヘビーな場面だって見せている かもしれません。気になりつつ。 でも、大好きなおばあちゃんの全て、介護する側の大変さを自然と受け止めてくれている ような気がします。
そして、すぐそばに住む、パパ方の94歳になるおばあちゃん。 こちらは、頭はしっかりしていますが、足が、悪いため、歩くのが困難。 義母が他界しているため、お義父さんの姉(未亡人で、子供のいない義理の叔母)が 一緒に住んでくれています。 ほとんど一人でお世話しているので、お義父さんは何もしないで、イイ顔ばかりで...と。 グチも最近、かなり増えてきています。 私も、こぶた☆と、ちょくちょく覗きに行っては、話をするくらいです。
ホントに大変なんですよね。介護って。 たぶん、想像以上に。 血のつながりってのも、よくもあり、悪くもあり…。 血縁の割り切れない思い…。義理方のけっして入り込めない辛さ…。
こぶた☆にとっては、大好きな、ひぃばあちゃん、そして、私の大好きなおばあちゃん。 2人とも、いつまでも、長生きしてほしいのです。
介護をめぐる、様々な凄惨な事件がニュースで流れるたび、胸がしめ付けられます。
この本のなかでは、息子は独立して一緒には住んではいません。 弟と、そのお嫁さんがみている設定です。 それもリアリティがあります。 いつも一緒にいる者の立場からすると、実際には、その裏に、もっと切実な思いや、 厳しい現実がある。 もちろん、それも、わかっています。
しかし、どちらの立場から読んでも、親子の愛情を、絆を、読み手に、押し付けることなく、 素直に描いている本ではないかと思いました。
介護している人にエールを送ります。 家族の協力、社会の支援、必要ですよね! けっして一人で抱え込んではならないし、一人でできるほど簡単なものではないのです。
そして、私も、もっと何かできることを見つけていきたいです。
簡単なことではないですが。でも、希望をもっていきたいのです。
なーんて、偉そうなことを書いてしまいました^^;
でも、今の素直な気持ちです。がんばろうね!がんばっていこうね!みんなで
いや~!しかし!正直、小学校で借りてくる本で、 ここまで、号泣させられるなんて、想像もしていませんでした~^^;
なぜ、こぶた☆が、もう一度借りてきて、私に見せたかったのか…。 ただ単に選ぶのが面倒だっただけかもしれませんが…可能性あり?…^^;
そうであっても、心を動かされたこの本。素通りしなくてよかったです。 あんまり自身では本を読まない私ですが、この縁を深く感じて、 これからも母娘の絵本タイム、大事にしていきたいと思います~
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