朝日があたる夢
発泡酒・アサヒ「本生」350ml(1ケース・24缶入) ニューオーリンズ民謡「朝日があたる家 The House Of The Rising Sun 」は、アニマルズのエリック・バートンが唄ってヒットしたことで有名になったが、他にも色々なミュージシャンが取り上げているスタンダード曲である。 ただし、今日の話題はそれではない。 鹿児島市から戻りの新幹線のなかで、昨日、アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一氏)が、液晶テレビ、DVDプレーヤー、冷蔵庫が一体となった「DVDテレ蔵庫」が抽選で5,000名様に当たるキャンペーンを発表したことを知り、その感想を述べようとしているからである。 エリック・バートンは、いかにもビールを「旨く飲みそうな」キャラなので、CM起用(そういう話は聞きませんので、まず有り得ません)という線が残っている以上、全く関係がないとは言い切れないのかも知れませんが。 それはさておいて、冷蔵庫の扉に、液晶テレビとDVDプレーヤーを埋め込むというのは、凄まじい発想と言わざるを得ず、わざわざ「世界初」と断わらなくても、そんな破天荒なものは、ハナから「世界初」に決まっている。 しかしよくよく考えてみると、実用性の面からも、「1ルーム」で生活している人などにとっては存外、便利かも知れない。 僕も、若い頃、ワンルームマンションで生活した経験があって、確かに、部屋を広く使うという意味では、魅力的である。 写真で見る限り、カンビールが6~8本くらいしか入らないし、チルドのスペースもないようなので、独り暮らしといえども、メインの冷蔵庫としては、小さすぎる感じがする。 従って、キャンペーンの商品ではなくて、実用品として電機メーカーが製品化するとすれば、もっと大きなものになるだろう。 それなら、いっそのこと、冷蔵庫の奥行きを大きくして、扉に、液晶テレビとDVDプレーヤー、右サイドにはパソコンと、テーブルが引き出せるようにして、キーボードを取り付ければ、簡易机に早代わりするし、左サイドにはミニコンポを埋めつければ便利だと思う。 見かけは、相当、不気味なものになりそうだが、部屋を広く使う機能としては、優秀だ。 しかし、そうなれば、趣味のステーションのコア部分が冷蔵庫ということになってしまって、料理とかで、頻繁に開け閉めする時は不便かも知れない。 趣味という意味では、むしろコア部分は、ワインクーラーなどがお洒落かなとかあれこれ考えてしまうので、画期的な商品であることには間違いないようだ。 応募シール(36枚1口)を集めて応募すると、「DVDテレ蔵庫」にはずれても、30,000名様に、『アサヒ本生』『アサヒ本生アクアブルー』『アサヒ本生オフタイム』『アサヒ本生ゴールド』の全4ブランドをセットにした「本生オリジナル24本セット」が当たるという内容なので、これからの「お花見」シーズンに如何だろう? しかし、どうせなら、「怖いもの欲しさ」で、「DVDテレ蔵庫」に当りたいものです。