続・地球環境について
(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪ももたんです。めげずにがんばりマス!壁lω・)つ【講義】【テーマ:温暖化について】雑学じゃなくてただただ論を述べるだけでございまする。-----------------------------------------------------------全地球の炭素量は不変であり、気体(一酸化炭素・二酸化炭素・メタンなど)、有機固体(たんぱく質・炭水化物など)、無機固体(炭酸塩・ダイヤモンドなど)として地球上に存在しています。その存在の割合は、森林に6,000億トン、大気に7,000億トン、地表に13,000億トン、海水に350,000、地底にいたっては200,000,000億トンも存在しています。現在の大気中の炭酸ガス濃度は350ppm前後ですが、2050年には2倍の700ppmに達するとよそうされています。これは温暖化の原因となります。地球から放出される炭酸ガスの量が増加しているためで、森林面積の減少、都市部からの工業、自動車排気ガスからの排出増加が原因とされています。森林は唯一光合成という手段で、炭酸ガスを吸収してくれ、気体炭素量を減少してくれます。しかし、2000年では、森林の炭酸ガス吸収量は500億トン、森林も呼吸をするので250億トンを炭酸ガスを放出します。すなわち、残り250億トン以内に炭酸ガスの放出を抑えれば濃度は増加しないはずです。が、実際の所、土壌呼吸で150億トン、火山・焼畑などで30~50億トン、化石燃料(石炭・石油など)の燃焼で70億トン、しめて合計250~270億トンが放出され、0~20億トンが過剰放出されています。今のままでも決してよくは無いですが、2050年になると都市化が進み、森林も減少すると思われます。研究者の間での予想では、2050年には森林吸収量は400億トンと減り、森林放出量も200億トンとなり、200億トンしか余裕がなくなってしまいます。ですが、土壌呼吸で150億トン、火山・焼畑などで30~50億トン、化石燃料にいたっては100億トンの放出と見込まれており、過剰放出は80~100億トンとより一層深刻になっていくと予想されています。これらの結果、2050年には現在の7,000億トンから14000億トンに倍増し、これが炭酸ガス濃度が現在より2倍になる根拠とされています。また、今日の世界の炭酸ガス放出量の半分以上は北米・EU・日本の先進国であることもわかっており、炭酸ガス減少に向けて色々な対策を立てているところです。温暖化問題について、重要となってくるのが二酸化炭素の存在です。二酸化炭素は、人の呼吸で放出されたり、化石燃料・自動車の排気ガスなどから大量に放出されたりします。二酸化炭素は熱を吸収する特性、所謂、温室効果があり、大気中に大量に留まり続けると、太陽熱を地球外に放出させずに留まらせ、地球の平均気温が上昇します。平均気温が上昇することによってもたらされる災いは次の通りです。○氷河の衰退○海面上昇○島の水没○農業の衰退○人口密度の増加○生態系の変異○水不足○豪雨などの異常気象○森林減少による砂漠化○感染症の増加○エネルギー不足などがあります。現在、温暖化防止対策として1992年に「気候変動枠組条約」が締結され、1997年「第三回気候変動枠組条約締約国会議」において有名な「京都議定書」が発効されました。京都議定書の発効条件として・55か国以上の国が締結 ・締結した附属諸国(先進国、積極的に参画した諸国)の合計の二酸化炭素の1990年の排出量が、全附属諸国の合計の排出量の55%以上ちなみに後者については、2001年にアメリカが受け入れ拒否・条約の離脱をし、ロシア連邦も受け入れの判断を見送ってた為2004年ごろまで発効が行われていなかった。しかし、2004年にロシア連邦が批准したことにより2005年2月16日に正式に発効されました。だが、世界最大の炭酸ガス放出国であるアメリカは今だ批准していない。ちなみに、日本は2002年に批准しました。議定書の内容については、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、HFC、PFC、SF6の減少を目標とし、1990年度の濃度を基準とし2008~2012年の間に日本は6%減少を目指すというもの。この議定書で注目すべきところは、1990年度の濃度基準という所である。1990年から今日まで5%増加しており、目標値である6%+今日までの増加分5%、合計11%の減少を目指さなくてはならないのである。これにより、既に目標達成が絶望視されているとか・・・・。もう一つ、面白い(?)ところは『排出量取引』があるということです。排出量取引とは、簡単に言うと、「A国の目標値は3%だが、実際は5%削減できた。一方、B国では、5%の目標値だが、3%しか削減できなかった。そこでB国は余裕のあるA国に対して2%の削減を買い取って、B国の目標値に到達できる。」と言うことを認められています。・・・まだまだあるけど今日はこれにて。マタクルネ |ω・`)ノ|Ю |*何か指摘などがあればコメント欄によろしくです。