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テーマ:やっぱり果樹栽培!(2826)
カテゴリ:ぶどう
先日は、頂芽優勢と基部優勢についてお話ししました。 本日は、そのことを頭に入れて剪定しないと、大事な枝を枯らしてしまうという話しです。 樹木は、主枝>亜主枝>側枝の順に勢力差をつけて伸びていきます。 しかし、誤った剪定の仕方によってバランスを崩してしまったらどうなるのでしょう 弱い枝が負けます すなわちこれが負け枝です 負け枝が主枝だったら主枝だって枯らしてしまいます。 ブドウの木では、これが顕著に現れます。 剪定をしている時には、なかなか気づかないものです。 春になって「あちゃ~枯れてる」ということになります。 下の写真は、今年主枝を枯らしてしまった例です。 丸で囲んだ部分の勢力が強すぎて、主枝が負け枝となって枯れてしまったのです。 【主枝が負け枝となって枯れてしまった】 RIMG0372負け枝 サイズ変更 posted by (C)桃太郎 また、何らかの原因で成長バランスが崩れて基枝よりも太い枝が基枝の先に発生することがあ ります。 これも勢力差が逆転しており、芽が出なかったり、芽が出ても実が生らなかったりと、あとあ と良い結果を生みませんので、早いうちに切除した方が良いと思います。 人間の血管と同じで途中で詰まっていたら成長する訳がありません 私はこれも「負け枝」と称しているのですが、本当はどう呼ぶべきなんでしょうか 知っている方がいたら教えてください 【右は負け枝となって芽の出が非常に遅いです】 RIMG0331負け枝比較 サイズ変更 posted by (C)桃太郎 【上の写真のアップです】基の枝の方が細い RIMG0332負け枝UP サイズ変更 posted by (C)桃太郎 ( あしたからの頑張る力となります。) ←お帰りの際はポチッとクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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