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テーマ:やっぱり果樹栽培!(2826)
カテゴリ:梨
梨の赤星病というのをご存知だろうか 梨の栽培が難しいと云われる一因ともなっている。 赤星病は、どこにでもあるカイズカイブキを媒介して感染することも知られている 日本一の果実さんやshimadaさんも赤星病で困っておられるとか・・・ 一番良いのはカイズカイブキを近くに植えないことだが、これが他人様のものとなるとそうも いかない。 家も70メートルくらいの距離に他人様の立派なカイズカイブキの垣根があり、かつては酷い 状態であったが、近年は赤星病に罹っても気に病むほど酷くはなくなっている。 【70メートルほど離れたところにカイズカイブキの垣根がある】 RIMG7604カイズカイブキの垣根 サイズ変更 posted by (C)桃太郎 私なりに防除等に工夫を凝らした結果かと思っているのだが定かではない。 カイズカイブキで越冬した赤星病の細菌が風に乗って飛んでくるのは春の早い時期だと思う。 先ず、3月に石灰硫黄合剤を散布するのだが、桃と梨だけは念入りに散布している。(桃は縮 葉病対策) それに、梨以外の農薬の散布は袋掛け後が1回目の散布となるのだが、梨にだけは花後に殺菌 剤のみを散布している。(いろいろな殺菌剤があるのだが、「トリフミ〇」という殺菌剤が 一番良く効くような気がして一回目の散布にはこの薬剤を使用している。それとこの時期は ミツバチが来ているので殺虫剤は混合しないようにしている) 以上のように大した対策ではないのだが、今のところ功を奏している。 【今年も既に赤星病が】 RIMG7606赤星病 サイズ変更 posted by (C)桃太郎 洋梨はあまり罹らないとの報告もあり、赤星病は梨の品種によってもかなり違うようなので罹 りにくい品種を植えるというのも手である。 私は赤星病よりも、むしろ黒星病の方が怖い 黒星病は、芽、葉、枝、果実を問わずどの部分にでも巣食う。 一旦黒星病に罹るとその部分を黒く枯らし、次々と蔓延する。 こうなると農薬も効かず手の施しようがなくなる。 未だに毎年現れるやっかいな病気だ 【既に黒星病の兆候が出始めた】 RIMG7608黒星病 サイズ変更 posted by (C)桃太郎 ( あしたからの頑張る力となります。) ←1日1回のクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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