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芸能界で自死が続いている。
根っこには幼少時代が影響しているように思える。他人事と思えない。 私も複雑な家庭で育ち、自分の結婚も失敗している。 私の心の不安定さは離婚によるものではなく、間違いなくこども時代からひきずっているものだ。 絶えず不安。自分はいない方がいいとすぐに思ってしまう。 子育て中も不安だった。私でいいのかと。母は私が悩めば悩むほど、追い討ちをかけてきた。私が母親としてどんなにダメか色々言いつのり、さくらは不憫なこどもで哀れだと何度も言われた。 母は我が家の合鍵を持ち、出入りしていたが、小学生だったさくらが誰もいないとわかっていながら「ただいまー!」と帰宅するのが涙が出そうなほど不憫であると…だからって必要な時に助けてくれるわけではないし、仕事も辞めるなとメチャクチャだった。 当時のことをさくらに聞くと、寂しかった記憶はないと言ってくれる。 猫がいつも出迎えてくれて、さくらは猫に言葉を教えようと熱心に読み聞かせをしていたそうだ。ま、音読の聞き役を猫がしていたんだな。猫は仕方ないので聞き役をしてくれたが、喋ることはないとわかり、さくらは諦めたようだった。喋らないけど、猫はさくらが大好きで、いつも側にいた。私たちが夫婦喧嘩をするとさくらは悲しくなってベッドに潜り込むのだが、そんなさくらに猫はベッタリ寄り添っていた。 私の至らない子育ては猫が相当に補ってくれたようだ。 私は多分不安なまま一生を終えるのだろう。自殺はしないが自暴自棄なところは確かにある。 でもさくらにそんな思いはさせたくない。 さくらが中年になっても年老いても、心の拠り所となれるような、そんな思い出のある母でいたい。 私の人生のミッションは不幸を連鎖させないことなのだ。 こんなことを書くといかにも現在不幸そうだが、今の私は落ちついているし、楽しく暮らしている。 ダンス効果がかなり高いようだ。 踊っていると脳内に変化が起き、ネガティブな気持ちが消えてそんなことはどうでもよくなってテンションが上がっていく。 インストラクターの方々にも親しみが大きくなって、顔を見ると安心する。あちらはお仕事だし、商売だろうけど、笑顔で迎えられるのはやはり嬉しい。色々やっているので、個性がそれぞれ見えてそれも私には面白い。 そしてスタジオでいつも会う友達。この年になって新たに友達増えると思っていなかった。ジムは女性が多いから女子校気分で気持ちも華やぐ。 飲み友達や同級生も楽しいけど、一緒に何かをやる、趣味が同じというのはかなり楽しい。そしてそんな私たちをリードしているのはずっと年下の若いインストラクターなのだが、そういう構図も面白いのだ。 若いと言ってもプロだし、教わる立場なのだから私たちは生徒だし、あちらは先生。 教わっている時は自分の年なんか忘れちゃう。そういう感覚が若返っていいのかな。 さくらは頑張って会社に行っています。あんなにだらけた学生だったのに、ちゃんと朝早く起きて、資格試験前は勉強時間確保のために早朝出勤していました。会社は褒めて伸ばす方針なのか 「覚えるの早いね」 「もう課題こなしちゃったの?すごい」などと褒めてもらえるので、さくらもすっかりその気になっている。今はファイナンシャルプランナー試験の結果待ち。結果はどうあれ、さくらが頑張っていることが嬉しい。 そのさくらが私のジム通いを応援してくれている。 「ママに老後の楽しみがあって良かった」 だって。 老後じゃありません!現役なんだよっ!って、定年まであと一年半… ま、資格があるので65才まで雇ってもらえそうですけどね。でもそのためには元気で体力あることが条件。 だからジムできたえてます! 心の不安は踊って解消! あ、調整系のヨガも週に二回は取り入れています。整体に行かず、セルフケアできるようになりました! 運動で五キロ痩せたし、スタジオの鏡に写る自分が以前はダルマに見えましたが今はダルマじゃありません。ただ、タニタの体重計が「やや肥満」と申しておりますのでとりあえずは標準を目指します! あと三キロ痩せたら、レギンスを穿くんだ!回りはスリムな人が多いから早く同化したい!二度とダルマに戻りたくない! 幼少時、辛かった私ですけど、子育て、友達、ダンス、書くことで救われているのかな。不安はつきまといますけどね。 本日母の誕生日でした。 フルーツ詰め合わせ送ったけど、もちろんお礼どころか受け取ったかどうかの連絡もありません。 誕生日に送らなかったらまた怒り狂うでしょうから… 私の誕生日に何もしてくれたことのない母ですが、母は、自分がしてもらうことを当然と思っていますからね。 心がチクリとする日でしたが、またジムで発散しようっと! ジムを非難する人たち、心が壊れないために通ってる人も多いと知ってほしいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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