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我輩はドラ猫である

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桃太郎715

桃太郎715

April 7, 2021
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カテゴリ:カテゴリ未分類
私は断片的に色々なことに興味を持つ。興味を持って調べることが昔から好きだった。子ども時代に世界の児童文学を手当たり次第読んでいたのは、見知らぬ外国への興味がよほど強かったのだろう。

20代になり、外国籍の友達や知り合いが増えていくのはとても楽しかった。世界情勢になど関心がなかったのに(あくまでもファンタジーだったから)私は色々調べるようになった。この人の国の大統領は?主な輸出品は?宗教は?どんな歴史があったの?

ネットなどなかったから図書館で本を借りまくっていた。

子育てが始まった30代はそこまで時間がなかったのだが、ありがたいことにパソコンを使えるようになった。短時間で知りたいことを検索できる!

ま、あの頃は我が子がすべてだったので教育関連、心理学についてネットサーフィンをしていた。

そしていつの間にか恐竜好きになった。恐竜は歴史におけるファンタジーだったのだ。

ここ数年は人類史にハマっていた。恐竜と無関係ではない。恐竜全盛期にはねずみのように小さな哺乳類だった私達の先祖。私達の先祖は常に捕食される側だったのだ。

恐竜が絶滅してから哺乳類の天下となり、頂点を極めたのが、猫のご先祖ライオンやトラだったと思うと感慨深い。

ヒトは進化してきた。猫種はイエネコ以外絶滅危惧種となってしまった。ヒトに愛されたイエネコだけが繁栄を続け…

おっと、今日書きたいのはそこじゃない。テレビでもご活躍中の中野信子さんの脳科学の本が面白くてたまらない。

心理学を勝手に自己流に勉強していたけれど、脳科学に解き明かされる時代になったのだ。

進化という意味で遺伝子の話が好きだった。もっとも遠い先祖や他人事と思うから面白かったのである。

今回読んだ本に「知性は母親から、情動と内臓は父親から」遺伝子をもらうと知ってちょっと衝撃的だった。まだわからないことも多い。では父親の知性と母親の情動はどこへいくのかな。遺伝子オフになるの?

知性が母親からだとすると、私の恐ろしく低い数学力は納得がいく。そしてこれはさくらに受け継がれてしまった。さくらは文系科目は得意だが理系はまったくだめ。そうならないように小さいときから自然科学に親しませようとした私の努力はまったく報われなかった。遺伝だったのだから仕方ないと今なら笑える。さくらの文系得意げは幼いときからの読み聞かせが多少は効を奏したかとも思っていたけれど、疑問もある。私はまったく読み聞かせなどされなかったが、読書量はさくらをはるかに上回っていた。でも、成績で言えばさくらの方がずっと良かった。私は文系は苦手ではない、といったレベルで終わっていたから。

母親からの遺伝?私の母は本を読まない。でも祖母は読んでいた。この辺は遺伝子だけではなく環境の違いも大きい。

情動が父親から!
私はホッとした。
ということは浮気性の遺伝子も私は持っていることになるが、異性に関する興味関心は昔から低い方だったので、オフになっているのだろう。
穏やかな気質、確かに兄も私もどちらかといえばそんな感じだった。だから激しい母と合わなかったのだろう。私はそんな母に似ることを心底恐れていたが、心配することはなかったのだ。が、環境要因として大きな影響を受けていることは間違いない。
で、娘。
情動と内臓、確かに父親譲りだ。

子育てが難しいのは自分とはまったく違う気質や価値観を持つ人間に共感しきれない、理解できないという苦しさがあるからではないか。

それでもこどもは可愛い。赤ちゃんのときから笑顔いっぱいで抱きついてくる我が子。気質が違おうと合わなかろうと可愛くて愛しい。

不安になることもある。
離婚した夫に似すぎていて我が子を愛せないという悩みもよく聞くからだ。倫理的に悪いなどといっても解決しない。感情は理性に勝ってしまうから。

私は母に「あの子は別れたあの旦那さんに似ていて可愛いと思えん」と言われてヒドク傷ついたことがある。許せないとも思った。けれどそう言われたからこそ私は意識を変えることができた。

好きで愛し合っているのに離婚するはずはない。嫌だから耐え難いから別れた。でもこの子の半分は父親からできている。その人の悪口を言うことはこの子を否定することになる。

私は極力もと夫の悪口を言わず、良かったことだけを思い出すようにした。

娘は元夫にそっくりだ。その笑顔の可愛いこと。元夫も笑顔の素敵な人だった。いいじゃないか、そっくりでも。私にとって世界で一番大切な人なのだから。

強い物の言い方も似ている。
そんなときは父を思い出す。私が憎まれ口を利いても笑顔でいてくれた父。私はその父の情動を受け継いでいるのだ。
「こんな優しくていい子がどうして生まれてきてくれたのかな」
と本気でいってくれていた父。
だから私も受け継いで娘を笑顔で見守る。
素直に父の娘で良かったと思えるから私は引き継いでいく。
こんなふうに自己流に中野信子さんの本を解釈して楽しんでいる。





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Last updated  April 7, 2021 09:50:18 PM
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