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春から仕事がガラリと変わり、とてもその様子を書く気にならないほど精神的にダメージを受けていた。
もう限界かな、産業医に言うしかないかと追い詰められていたが、その前に直属の上司に産業医にかかりたいという旨くらいは報告すべきかなと思って告げた。 とても心配した上司が何やら采配してくれたのか、パワハラが一時的に収まったので不思議だなと思った翌日、私は発熱し、流行り病だと発覚したのでした。 やはりメンタル弱るとダメだな。この3年間かからずに来たのに。 最初は声が枯れた程度で、トローチを処方された。午後から熱が上がってきたので、手持ちの抗原キットを試してみたら陰性。でも発熱するなんておかしいのでpcr検査を頼んだところやはり陽性。院内に入れてもらえず、外で検査。あとは電話でやりとり。 「午前中薬が出ているでしょうからそれを飲んでください」と受付係。 え?トローチしかもらってませんよ?コロナにトローチだけって?困っていたら解熱剤と鼻水、咳の薬を処方してくれた。これ、風邪薬やん? しかし、医者が大したことないと思った通り、私は軽症だった。38度に一回上がっただけであとはずっと微熱程度。喉の痛みも強くない。それでも痛かったので手持ちのハチミツをなめたり、喉の痛みに効くと言う甘草湯を持っていたのでそれを飲む。鼻水が出るので少し咳き込むため、やはり手持ちの麦門冬湯。小青竜湯。 4日目には平熱になる。食欲も四日間あったのだが薬を飲んでいたので胃に負担がいったのだろう。 この頃から食べられなくなる。 7日目から出勤したらよけいに胃が痛くなってきた。 別の医者に行き、「後遺症ですかね?」と聞いたら「さあ、疲れたんじゃないかな。これで様子をみて」 と胃薬を処方された。いくぶん良くなるが、お粥しか食べられない。お腹は空くのに食べると気持ちが悪い。これ、逆流性胃炎起こしてる? はい、漢方薬オタクの私は半夏瀉心湯も持っていた。 これが効きました! やっと気持ち悪い症状から解放されたが油断は禁物。まだまだお粥とうどんにしよう。 お粥しか食べられなかったので最初はコンビニのレトルトお粥だった。 病人にはとても美味しい。あの緩さ、胃に染み渡るように降りていく。 何とかこれを作れないか? 暇だったのでレシピを寝ながらいろいろ検索する。 たどり着いた手軽に出来る入れ粥。 炊いたご飯を鍋に水を多めに入れて煮る。出汁はほんだしでもいいのだが、鶏ガラを入れるとちがう。ここに醤油をほんの少し。味噌をほんの少し。 具は最初は溶き卵だけだったが、だんだんに増やして挽き肉だったり、鮭ブレークだったり、油揚げも。本当はキノコを入れたいが流石に今は消化に悪そうなのでやめておく。 なので明けても暮れてもこの入れ粥の日々でした。仕事が幸い一日置きだったので無理をしなかったのも幸いした。 お粥よ、祝福あれ。 漢方薬は少し飲みすぎたかな?どれがどの状態に効くのか、かなり素人判断していた。これでも30代のころ、漢方薬の勉強にハマってかなりの薬品名を覚えたのである。漢方薬だって副反応があるのは百も承知。 でもねえ、病院もあんまりあてにならないんだよなあ。何しろトローチで追い返そうとしたし。 こういう場合、肺炎になる可能性もあるんだから抗生剤出すとか、胃に負担くるの当たり前なんだから胃薬一緒に出すとかできなかったんかいな。 ま、だから自己判断で漢方薬飲んだわけだけど。 お陰でかなり快復した。 本当は猫にうつしたらいけないと思い、そこにも珍ストーリーがあるんだけど今日はここまで。 お粥生活してさぞ痩せたかと思いきや、寝てばかりいてカロリー消化にならなかったらしく、一キロくらいしか体重は落ちなかった。快復したらまた太るのかな。 しかし、卵とお粥にはかなり救われたので今後は朝食はお粥にしようかと思う。もともとしっかり朝ごはんを食べると胃もたれしやすかったし、朝ごはんをしっかり食べると太るのである。 いい勉強になった。 漢方薬万歳! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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