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我輩はドラ猫である

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桃太郎715

桃太郎715

May 3, 2024
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カテゴリ:読書

図書館で「家と庭と犬とねこ」という石井桃子さんのエッセイを借り、読み途中です。

石井桃子さんの翻訳本、児童書には子供時代、大変お世話になりました。有名どころでは「くまのプーさん」でしょうか。

彼女が若かりしころのことを振り返りながら40代のころに書いたエッセイ。エッセイ勉強中の私にはとてもいい勉強になります。まず、言葉遣いの美しさ、柔らかさ。

本当は読み終えてから感想を書きたかったのですが、心に止まった言葉を書き記しておきたくて。

猫の話から野口英世の伝記の話に展開していきます。

博士は外国で鳩を飼っていて、そのまま日本語の「ハト」という名前を付けて可愛がっていたそうです。そして、そのハトが愛情に目覚めたとたん、人間になった、と書かれていました。

この言葉、よーくわかるのです。

人間になったというより、種族を越えた、人間同士と感じるのと同じ愛情が芽生える。これは飼った人にしかわからない感覚ですよね。

私は犬派、猫派という分け方がよくわかりません。

それは私がどっちも飼ったことがあるせいだと思います。愛情が芽生えたら、人間と変わらない愛情なのです。

表現の仕方が犬と猫では確かに違いますけれど、犬は犬なりに、猫は猫なりに、精一杯人間を仲間とみなして愛してくれます。その瞬間から種族の違いを越えるのです。

そういう私は昨日、仕事帰りにジムに寄り、帰りが11時を過ぎてしまいました。

あまり鳴かないここちゃんが「にゃーにゃー」と鳴く様子は「遅いじゃないの~!」とも聞こえるし「早くチュールちょうだい」にも聞こえて着替えなければならない私としては申し訳なく思いながら慌ててチュールを出し、落ち着かせました。寝るとき、ゴロゴロいいながら私の腕枕で甘えているここちゃん、寂しかったんだろうな、ごめんねと思いました。ここちゃんは私を母猫と思っているし、他に仲間がいませんからね。

犬派、猫派がわからないと書きましたが生育環境にもよると思います。

娘は生まれたときから猫がいたものですから完全な猫派。犬も飼えれば良かったけど、共働き家庭に、留守番時間の長い生活は犬には酷だと思ったのです。

私は子供時代犬を飼っていますから、犬がどんなに可愛いかよく知っていますが、娘にはわからないようです。

それでも猫と共に娘を育てたことは良かったと思っています。猫はいつも娘の味方で寄り添っていました。私に娘が怒られているとパッと娘の側に寄り添い、慰めていましたからね。

子供って無機質好きと動物好きに、なんとなく分かれるような気がします。男の子は電車や機械に夢中になることが多い。娘は乗り物には関心を示しませんでしたが、何故か国旗に関心を示し、私の知らないような国の国旗も幼児期に暗記していました。これも無機質?どちらにせよ、乗り物でも恐竜でも国旗でも関心を持って暗記するのはいいことです。大人になったら忘れるのかもしれませんが、記憶の回路を作っているわけですから。

思春期になった娘はネオンギラギラの都心にばかり出かけていき、海や山に関心を示しませんでした。娘の脳は無機質好きにできているなと思いました。

でも人は環境の影響も大きいのです。無機質好きの娘が、猫だけは好きで、今でも飼っているところを見ると、猫にだけは愛情を、注がれたことを記憶しているのでしょう。

石井桃子さんは自然の好きな方ですが、最初の下りでノックダウンされました。

楽しみに読み通そうと思います。






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Last updated  May 3, 2024 10:14:16 PM
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