桃の缶づめ

２月１３日、職場の「メンタル研修」を受講しました。

午前中の１０時から１１時半までの９０分間、「自分の考え方のくせを知ろう～ストレスを回避する認知行動療法とは～」という題目で、大学の先生で臨床心理士の方の講義を聞きました。

去年もメンタル研修受けたのですが、それは呼吸法とかパッチフラワーとかアロマとかを女医さんが講習してくれて、とてもわかりやすくて楽しかったのです。

今年は、研修の題目を見たら、「なんか堅そうだなぁ・・・あんまり面白くないかも・・」と思っていたのですが、あにはからんや、大層興味深く聴くことが出来ました。

おもに、「うつ」になりやすい考え方の癖を知り、それをストレスを回避する考え方に変えることによって、「うつ」になってしまうのを防ぐ方法について、でした。

「そうそう！まさにそうなのよ」と強くうなずいてしまったのは「ネガティブ・コレクション」という言葉。これは、嫌なものや嫌いな人などネガティブな事柄に、必要以上に注目してしまい、「ダメなことばかりに着目する」ことによって、自分自身を追い込んでしまうことです。
具体的には、隣の同僚が煙草を吸いに席を立った回数を、毎日数えて、記録して、もうこんな職場には耐えられない、となってしまうとか、そんな類のこと・・・

私、これには大いに身に覚えがあって、以前、困った同僚に仕事上で迷惑を受けていた頃、もう、嫌いで嫌いで、彼の何から何まで腹が立って、イヤで、ネクタイの柄まで腹たって、後輩の子に「ちょっと今日のＭさんのネクタイ見た気持ち悪い柄よねっ」って言うと、「え気がつかなかったです。桃和香さんＭさんばっかり見て、実は好きなんじゃないですか」と、からかい半分に言われたことが。。。。

ネガティブ・コレクション・・・わかるわぁ～

あと、完璧志向っていうのは、大変立派なことみたいに取られがちだけれど、それは「幼い思考」なんですって。
私は、全然完璧志向じゃないから、大人でマチュアな人ってことかしらん