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カテゴリ:読書
肩痛からなかなか完全に解放されない私ですが、読んだのは久坂部羊著の「無痛」というミステリー。 その人の外見を見ただけで、全ての病気及び病状がわかる能力を持ちながら、町の片隅でひっそりと隠れ家のような診療所をたったひとりでやっている町医者。 この4人が主人公で、最初に示される一家四人惨殺事件とどうつながっていくのか? 著者はお医者さんなので、専門家ならではの医療知識とそれを素人にもわかりやすく書いてくれているので、非常に興味深いものがあります。 「無痛無汗症」って実際にある病気だそうで、この病気のひとたちは、痛みを感じないために、足を捻挫したり骨折したりしても平気で歩いてしまうために、足が不自由になり車いすになる人が多いのだそうです。 「痛み」というものがないために、ものすごく日常生活を用心して過ごさなくてはいけない・・ しかし、実際に痛みの最中は、一刻でも早くこの痛みをなくしたい、とそればかり思うのですがね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月28日 08時40分30秒
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