桃の缶づめ

ゆっくりと眠って朝風呂に入り、朝ご飯をいただいてもう一度高台に上りニセコの山の景色を目に焼き付けてから、出発です。

車も直っているから安心だ。

山道を通り向かうはニセコ沼めぐりのひとつ神仙沼。

途中で手作りチーズの工房に立ち寄ってソフトクリームなぞいただき、各々ナチュラルチーズやチーズケーキなどをお買いあげ。共和町にある（株）クレイルです。
ここは北海道で一番最初にナチュラルチーズ作りを始めた工房で、私がずっと以前から知っていて美味しいのでぜひお土産にどうかなと思って寄り道したのです。
私が以前しょっちゅう買っていたころにはなかった新製品のブルーチーズ入りのカマンベールが出ていたのでそちらと定番のカレを買いました。
ブルーチーズ入り、後で食べたら、やっぱり美味しかった！今はいろんなところでナチュラルチーズを作っているけれど、ここのがいちばん私の好みにあうなぁ。ちなみに作家の開高健さんもたいそうお気に入りで手紙が飾られていました。

ほどなく神仙沼の入り口に着き、車を止めて板敷きの沼巡りの道に入ります。ここはニセコ方面でもニセコ沼巡りとしてわりと有名な場所のひとつです。
前日の美笛の滝のワイルドロードを経験してなかったら、わーけっこう大変な道だね、となるところでしたが、「美笛の滝に比べたらまるで都会の道だね」と笑いながら歩く。

神仙沼は静かで神秘的な湖です。湖面からは水草がたくさん茂っていました。

帰り道、「長沼」へと分かれる道を行って、長沼にも行きました。
長沼はけっこうな大きさです。

私は北海道に住んでいるのに、ニセコ沼巡りをしたことなかったので、今回皆が来てくれたので行く機会ができてよかったです。

海岸沿いの道を走って、積丹へ。
お昼も過ぎたのでまずは昼ご飯だ積丹といえば新鮮な海の幸
お客さんでいっぱいの「みさき」に行って、少し待ってから席につき、ウニ丼＆活ウニ
活ウニは捕れたぶんしかないので私たちが頼んだ一皿がその日の最後だったのです。ラッキー。
生きながら殻をザックリ割られたウニは、まだとげとげの針をウニウニと動かしています。

キャー！怖い～～！でも旨そう～！ぺろり。
う～んウニが甘い！うまっ！ごめんねウニ。

は～ウニって旨いわ～

ウニを満喫して、積丹岬へ。
私は以前行った神居岬を積丹岬だと思っていたので、積丹岬に行ったら、あれ、あの岬の先まで行ける道がないぞ？ありゃりゃ神居岬は通り越してきちゃった！失敗。
でも、積丹岬もちろん海がきれいで積丹ブルーを満喫できました。

積丹岬ではハイヒールにロリータファッションのお嬢たちの一群が舗装されてるとはいえ、すごいひーこらの上り坂を澄まして登っていて、面白かった。

この日は私がこの夏受講していた仕舞講座の発表会の前日のリハーサルがあり、実はこの仕舞の発表会を見る、というのがこの旅の話の始まりで・・・

それで遅刻したけれども、私は小樽でリハーサルへ行き、外の３人はその間運河周辺を散策して、海産物屋の巧みなセールストークに乗っかって、カニを買ったりしていたのでした。

夕方、合流して３人をＮちゃんの実家まで送り届けてから、この日は明日の発表会の用意もあって自宅に戻って寝たのでした。