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テーマ:茶の湯の楽しみ(452)
カテゴリ:茶道
8月にお月釜の手伝いをしたときに、誘われて青年部のお仲間と行くことにした「お香とお茶の会」。毎年やっているけれど、今までは平日が多く、場所もお寺さんでやったりでなかなか参加しずらかったみたいですが、今年は茶道会館でされるので、なじみのある場所だし香道の経験なくても参加しやすい。 というわけで、けっこう混むのでお席に入れない場合もあるとのことで、9時前に待ち合わせして、もちろん着物を着ていくつもりだったのだけれど、朝になって、ここに置いてあるはずと思い込んでる場所に会券がないえーどうして絶対にここに置いたと思ったのに、と思いながら、泣きながらあちこち入れそうな場所を探したけれど、探し物って探してるときには出てこないじゃないですか? 結局、着物着るどころではなく、出る時間までずっと探して、「しかたない、受付で事情言ってダメって言われたらあきらめて帰るしかない」と腹を決めて、行きました。 着くなり、お仲間から「え~桃和香さん絶対着物だと思った~。珍しい~」と・・・ お茶は裏千家と表千家の薄茶席二席、お香席は三席あります。それにお弁当がつきます。まずはめったに機会のない、お香席に入りました。最初の席は八卦香のお席。お香が8つ回ってきて、ふたつ一組でそのふたつが同じ香か違う香かをあてるのです。 それから裏千家のお茶席へ。亭主は京都から業体のK先生がいらしてました。ついこの前研究会でいらしてたのでよく覚えていた。相変わらず、 花城のおいしいお弁当いただいてから、表さんのお席に入りました。お菓子は立派な食篭で出されて、裏では食篭使わないため蓋のあつかいでおろおろしてしまった・・ それからもう一席月見香のお席に入ることができました。これも、ためし聞きした「月」のお香と出てくるのが同じか違うかを当てていくものでした。季節も名月の季節でぴったり。 もう一席、立礼のお香席があってそちらも入ってみたかったけれど時間切れで入れませんでした。 お茶は、優雅とか言われるけれど、行うことは結局飲み食いなのでそんなに優雅ではないのです。飲み食いは生活の中のことであってそれを形式として洗練させただけ、というか。でも、お香というのは飲み食いがないので、真に優雅なのはお香だと感じました。生活感のなさ、というか、日常生活と全く離れた世界というか、、、、 やはり平安貴族とかお公家さまの世界みたいな。。。 私も名前に「香」が入ってるし、香道やりたいけれど、なんといっても筆字がネックだわぁ。でも筆字が書けるようになってから、なんて言ってたら、いざやるころには年とって嗅覚も衰えてるかも・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月17日 22時50分53秒
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