桃の缶づめ

きょうから３日間、母と一緒に金沢方面へ旅行です。
年寄り連れなので、自由旅行ではなく何度か参加している顔なじみの小さな旅行社のツアーに乗っかって。

朝一の朝７時半の飛行機に乗るために、うちからだとＪＲでは一番列車に乗っても千歳空港駅に着くのが７時１３分。事前に社長に相談したら「それはぎりぎり過ぎて間に合わない。猛ダッシュすれば間に合うけれど危険だから」と言われ、なんとか前泊せずに行く方法を探したら、バスがあった

ちょうど叔父の家のすぐそばのターミナルにも停まるので、早朝に車で出て、叔父の家に車を駐めさせてもらい、そのままバスで空港まで行くことにしました。
朝５時に家を出発。
車を駐めて、ターミナルに行くとまだドアも開いてない。。
寒い中待ってると５時半に係のひとが来て、ターミナルのドアが開きました。
バスは５時５０分です。

ターミナルで缶コーヒーを飲みながらのんびり待ってたのですが、あれ５０分になってもバスは影も形も見えません。
おかしいこんな早朝で車も混んでいないし、ここは二つめの停留所だから遅れるわけないよね。と言ううちに横の道を走り去る中央バスが。。。え？まさかあれじゃないよね？あれはこれからどこかの始発に向かって行くバスだよね。でもでも、こんな遅れるわけないよ。おかしい。。。あきらかにおかしいよ
と、母と二人で大焦り。
「これは変だわこんなに遅れるなんてありえない！タクシーでＪＲまで行こう！」と、外に出てタクシーを拾い、ＪＲの駅に向かいました。
タクシーの運転手さんに「千歳空港行きのバスを待ってたんだけどこないんですよ」というと「あー、さっきもう行ったよ」と。。。がーーーーんんやはりさっき走り去ったバスが乗るバスだったんだ。
「えー！？ずっとターミナルで待ってたのにバス停まらなかった」というと、「ターミナルじゃなくてそこの道沿いのバス停だよ」と・・・
なんてこったい。ドアも開く前から到着して何十分も待ってたのに、停まる場所を間違えてたなんて。
とりあえず、遅れちゃったものはいくらじたばたしてもしょうがない。
ＪＲ駅に着くと、ＪＲに乗り込みました。札幌駅で乗り換え、エアポートに乗って車内放送を聞くと結局は最初「これに乗ろうか？いやぎりぎり過ぎて間に合わない」と却下になった列車です。
到着は離陸の１５分前。ぎりで間に合うかどうかのタイミングです。
まずは社長に携帯で電話。「手違いがあってバスに乗れなかったのでＪＲで空港に向かっている。着くのは７時１３分」と。
「では私がひとりで集合場所で待ってますので急いで来てください」と。
駅に着いて、電車のドアが開くや母をせかしながら（でも老人なので短距離走みたいには走れない）とにかく急げ！
集合場所に向かう途中で、途中まで迎えに来ていた社長を母が見つけて「社長」落ち合えた。
チェックインも７時半発というと順番飛ばして先にしてもらって「次は１５分前までにチェックインしてください」と係員に言われながら、なんとか飛行機に乗り込む直前の皆と合流できました。
いや～～肝冷えた～
千歳空港の大きさだからなんとか間に合ったけれど、羽田だったら完全にアウツだったわ。
けっこうな人出の中、いちはやく社長を見つけた母の老人力すごかった

全部で１１人の小さなツアーなので、みんな「よかったねー間に合ってー」と心配してくれてました。
初っぱなから大変なハプニングだったけれど、なんとか無事に飛行機に乗れて、羽田に向かって離陸しました。

なんでも初めてのことは人に聞いて充分確認しておかないとダメですねぇ。