桃の缶づめ

昨日お能の公演を見にいきました。
前からお能には興味があって、見に行ったことも何度かあったんだけど、やっぱり予備知識無しに行くもんだから、あのスローな動きと謡の意味のわからなさ（聞き取れなさ）についつい爆睡してたのです。

でも、今回の私は今までの私とは違うぞ。去年の夏の仕舞講座と冬の謡講座を受けてもう立派な(笑)経験者。

いやでもホントに、自分でもびっくりしたんだけれど、今回はほとんど眠くならず（一瞬別世界に行ったけど）けっこう長い演目も装束はもちろんだけど、演者の足さばきとか、地謡の所作とか注目するところだらけ。

ほんのさわりのさわりだけでも、自分の体で経験してみると、こんなにも変わるものかと自分ながらびっくりです。

何事も自らが経験してみると見方がわかる。それを続けるかどうかはすきずきや向き不向きだけれども体験してみないと、どれ程すごいことが行われているかということもわかりません。

体験ってホントに大事ですよねえ。